わたしと夫は大学時代からの交際で、付き合って4年後に婚姻届を提出しました。
その半年後の挙式を目指して準備をすることにしました。
あんなにストレスだった期間は後にも先にもないと思うくらい準備が大変でした。
準備が進むにつれてお互いピリピリしてなんか複雑な気持ちでした。
もちろんすべてがそうだったわけではありません。
今は話のネタとしてママ友にシェアしたりするのですが、当時はかなり精神にきてました。
結婚準備に彼がやる気があっていいねって言われるけど
一番の原因は式に対しての二人の価値観の違いでした。
私たちの場合、お互いに優先順位があったので、二人で一つの答えを出すのに時間がかかるのです。
普段は意見が違うことがあってもそれに慣れていますし、あまり喧嘩というくらい大ごとにはならないのですが、結婚式となると「一生に一度」ということもあってなかなか大変でした。
周りから「夫のほうが積極的じゃない」ということで喧嘩をすると聞くのですが私たちの場合は逆でした。
結婚準備の予算で喧嘩!
でも当時はそんな余裕はなかったし、お互いの仕事の関係上タイミング的にもどうしても式を上げたかったのでそれで納得しました。
てっきりわたしは一般的な式を挙げるつもりでいたのですが、夫は式を豪華にしたいと言い出して“海外挙式”にしないかと提案したのです。
私たちはどちらも留学経験があり海外には特別な思い入れがありました。
でもまさか挙式までとは思っていませんでした。
「金銭的なことも考えて!!」と意見しましたが、夫は「ずっと夢だった」と譲りません。
夫は「ステータス」にこだわる面もあるのです。
これはさすがに実現するのは難しいだろうと思い説得を試みました。
この件に関しては第三者からしても私が正しいと思うので、子供をなだめるように「海外で式を上げるのなら、日本で少し豪華な式にしない??」と持ち掛け私の勝利でした。
そのあとは「どう豪華にしようか??」と盛り上がったのですがまたすぐに次の喧嘩が勃発しました。
結婚準備の招待客リスト作りでも喧嘩!
その招待リストで喧嘩が起きました。
私たちは生まれた県は同じなのですが、私の育った地元は海沿い田舎町で親戚などのしきたり的なことに関しては厳しいのです。
なので、結婚式のような席では親戚はどの範囲で呼ぶかかなり神経を削らして決めなくてはいけませんでした。
一方、夫のほうはそんなことはなくすんなりと決まったようでした。
それは問題ないのですが、わたしがあまりにも決まらずにいたのでついに夫も焦りだしました。
そしてついに私のいう事に「田舎の風習は理解できない」と小言を言い始めたのです。
そこで口喧嘩が勃発、「育った環境うんぬん」と拉致のあかない喧嘩をして二日間口を利きませんでした。
最終的に私が早くリストを仕上げればいい話なので、夫となごり喧嘩はあってもリストが完成すれば仲直りしたというか。
いかに無駄な喧嘩をしていたかとお互い気づきました。
そのあと小さな喧嘩をたくさんしましたね。
引き出物は「実用性かいいか」、「記念になるものがいいか」とか、披露宴に「面白さがほしい私」と、「とことん豪華に行こうよ!という夫」とか。
ウェディングプランナーはいるものの、結局最終決定は私たちになるわけで、自分で蒔いた種は自分が刈り取るというか。
とにかく小さな決断もあとあと大きくなるのではないかと二人とも慎重になりすぎていたかもしれないです。
今思えばすこし感覚というか、肩の力を抜いて準備に取り掛かってもよかったのだと。
よく周りからはそんなに夫が協力的(?!)でうらやましいとか言われるのですが、わたしの心境としては複雑ですね。
data-full-width-responsive="true">
まとめ
準備が進むにつれて私が新たに発見したのは、「夫婦になる」「一つの家族になる」とは言うものの「やっぱり自分以外は違う人間なんだ」と少し引いた考えを持つようになりました。
夫とはもちろん結婚したくて、夫と家族を持ちたくて一緒になりました。
なので、準備が進むにつれて嫌いになったとかそういったものではないです。(この感じ伝わりますかね?)
夫に正直にこのことを話してみました。
夫の反応が見たかったからです。
夫は「それぐらい思うのがちょうどいい気もしなくはない。」と言いました。(なんとあいまいな言い回し)
今となっては式の準備もお互いをまた知れたと結果オーライ的に話していますが、何かを得たのには変わりないです。
肝心の式が大成功したのですが、前半緊張であまり覚えていないです。(笑)
コメント