結婚相談所に登録し、2年間活動してみたものの、成果が得られなかった女性の婚活体験記。
3人ほど紹介されてお見合いに至ったそうですが、なんとも強烈な印象の男性だったんだとか。
なかなかいい印象を持てなかったのは何故なのか。
どんなお見合い内容だったのか。
そんな婚活の内容を赤裸々に語ってくれています。
女性慣れしていない男性
結婚相談所を通して2年間婚活した経験がありますが、正直なところまともな男性はいませんでした。
婚活パーティーや街コン、婚活イベント等にも参加しましたが、私には結婚相談所が1番合いませんでした。
失礼ではありますが、私が結婚相談所で出会った中で、特にひどかった男性を3人紹介します。
1人目は、異常に女性慣れしていない男性Aさんです。
結婚相談所には、女性慣れしていない方はたくさんいると思いますが、さすがに限度があります。
Aさんは私と目を合わすことができず、声も小さくてほとんど聞き取ることができませんでした。
ただでさえ沈黙が多いのに、声が聞こえないので会話はまったく弾みません。
もちろんエスコートどころの話ではありません。
飲食店でも女性より先に歩いて行って、ソファ席や奥の席に座ってしまいました。
その飲食店も予約できず、自分から提案してお店を見つけることもできなかったので、仕方なく私がお店を押さえました。
お店ではメニューを決められないため、私と同じものを頼んでいました。
また、緊張のせいなのかやたら汗だくの人でした。
多少小太りでありましたが、冬なのに汗だくで、汗が肩に落ちて非常に気持ち悪かったです。
唯一ハンカチを持っていて、しきりに汗を拭いていましたが、はーはー言っている様子は不潔で嫌悪感すら覚えました。
結婚相談所なのに、女性スタッフは見てくれないのか、母親など誰かアドバイスをしてくれる人が身近にいないのか、お見合い時にポロシャツをズボンにインしている服装も気になりました。
今までにお会いした方の中には、ワイシャツの下からVネックの肌着が見えている方や、毎回スーツばかり着てくる方、Tシャツにジーンズというラフな服装の方もいましたが、Aさんほどの服装のダサさは感じられませんでした。
ヨレヨレのポロシャツは、垢抜けないというレベルではなかったからです。
Aさんと異性関係やお付き合いの有無について話したところ、やはり今まで誰ともお付き合いしたことがなく、女性と縁遠く好きな人もできたことがないという回答でした。
Aさんは見た目通りの優しい方だと紹介を受けてお会いしましたが、あまりにも女性に対して配慮がなされていないように感じ、1回でお断りをしました。
空気の読めないお坊ちゃん男性
親の会社で働いており、学歴年収ともに高い方でした。
ゆくゆくは親の会社を継ぐということでしたが、ずっと親元で働いているせいか、言動には世間知らずなところがあり、時折失礼に感じたり、カチンときたりすることがありました。
中でも印象深かった発言は、仕事終わりにお見合いした私に「ご苦労様」と言ってきたことです。
Bさんはお見合い相手であって、私の上司ではありません。
仕事で疲れていたこともあって、この言葉が上から目線に感じてしまった私は、つい、「上司ではないのでお疲れ様が正しいですよ」と言ってしまいました。
すると「知らなかった」と言います。
どうやら職場でも上下先輩関係なく、「ご苦労様」を使用していたというのです。
このことから、決して私を舐めていたわけでも、下に見ていたわけでもないことがわかりました。
もちろん悪気もなかったことがわかります。
しかし、そのぶんあまりにも常識的でないため、世間知らずに思えてしまいました。
きっと親の会社で働く次期後継者であるから故、他の従業員はたとえ先輩であっても、Bさんに指摘できないのだろうと思いました。
他にもBさんは、野菜など日常目にする物の値段をまったく知らなかったり、何か主張の根拠において「母親がこう言ってたから」などの説明が多かったりすることも気になっていました。
その点、私に対する質問は企業の面接のようで、回答に伴う根拠についても熱心に聞いてきました。
ただ相槌を打つだけで話が広がらなかったので、聞きたいことをとにかく聞く、一問一答のような一方通行の状態になることもしばしばありました。
最終的に、決定的なお断りとなったのは、「女性は若ければ若い方がいい」という発言でした。
結局のところ、男性は若い女性が好きということはわかっています。
当時私は26歳だったので、Bさんの指定する「35歳まで」という年齢制限内には含まれていました。
お見合い相手にも明言してしまうほど、Bさんが年齢にこだわる理由は「子どもが欲しいので」でした。
35歳以上は高齢出産になるとは言え、まだまだ出産のできる年齢です。
いずれ子どもが欲しいと思うのは自由ではありますが、女性を子どもを産む道具のように見ているのかと思い、ひどく興ざめしました。
今思い出しても気分が悪いエピソードです。
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会話が噛み合わない男性
Cさんは女性慣れをしていないわけではないのですが、コミュニケーションが苦手ではないかという印象を受けました。
特にメールなど文面の会話が苦手なようで、質問したことがずれていたり、会話が噛み合わなかったりした覚えがあります。
私のことを気に入ってくださり、積極的に会おうとしてくださる姿勢はありがたかったのですが、それが裏目に出てしまったことがあります。
私が真剣に取り組んでいるスポーツの大会があったため、「大事な大会の前日なので、この日は会えない」と伝えると、「会おうよ。どうせ大会に出ても、そんなにいい成績残せないでしょ」と言われました。
夕方からのお見合いで、暗くなってきたので、「今日はそろそろ帰らないと」と伝えると、「早く帰ってもやることないでしょ」と言ったりするのです。
きっと会う時間を増やしたいがための発言なのでしょうが、何かと否定された気がして、悲しくなってきてしまいました。
少し悲しい気持ちであることを伝えても、真剣には捉えてもらえず、「ふざけているだけだった」と返されてしまいました。
Cさんは、婚活市場にはめずらしいと言われるほど見た目が整った方でしたが、発言によって私自身が傷つくということは、合わないと感じお断りしました。
このようなことがあり、結婚相談所を通した婚活は失敗してしまいました。
上に挙げたエピソードは、特に印象に残る方について記載しましたが、男性会員さんによって唖然としたことや驚かされたことは他にも多々ありました。
女性慣れしていない、空気が読めない、風変わりである、という特徴を持つ人は多いように思います。
まとめ
結婚相談所に登録しても、なかなかいい出会いに恵まれなかった、という方もいるんですよね。
結婚相談所に登録している人は、結婚を意識しているので結婚までのスピードが速いという利点はあります。
しかし、中には今回の例のように、結婚できる要素がないから結婚相談所を頼っている、といった、ちょっと結婚に縁のなさそうな方もいたりするんですよね。
一般的には、アドバイザーのサポートを受けて婚活慣れして、女性に好印象を持ってもらえるようになっていくものですが、まだその段階までいっていない方だったのかもしれませんね。
結婚相談所はこんな男性ばかりではないので、出会ってしまったらはっきりとお断りして、次の人に進みましょう。
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