結婚式のご祝儀 新婦の親からはこんな感じで!
親が1つの通帳を渡してきました。
その通帳には旧姓である私の名前が書かれており、中を開けてみると少しずつ金額が入金された後があり、合計では100万円の金額が入っていました。
親からは、渡された時に、「これを結婚した時に渡そうと思ってたんだよ」と言われ、思わず驚いて泣いてしまいました。
裕福とは言えない我が家でしたが、こうやって少しずつ娘のために少しずつお金を貯めてくれてきたこと、その背景を思い浮かべると思わず涙を我慢できませんでした。
というのも、幼少時代から我が家の母親は、とてもお金に煩く、厳しい人でなかなかオモチャや欲しい物を買ってくれる人ではありませんでした。
それは兄弟が多かったことや母親がパート勤めだったこと、家のローンを長く支払っていて生活が苦しかったことを子供ながらに感じ取っていました。
そんな両親を見て育った私は、幼少時代からも早く私も仕事して働きたい、自分のお金で好きな物を買いたいとまで感じていたくらいです。
大学への進学の際にも、大学へ行くか短大へ行くかとの質問を受け、我が家の経済状況を考え短大への進学へと進みました。
そんな両親だったので、短大卒業から就職してからは結婚に至るまで自分で毎月積み立てをするようになっていました。
この過去の思い出からまさか親からご祝儀があるとは思っていなかったため、本当に驚きました。
旧姓である通帳は判子を持って名前を変更するのよ、と言われ後日銀行へ足を運び手続きを済ませました。
親が貯めてくれた日々や金額を考え、よく通帳を何気に開いてはぼーっと眺めてしまいます。
このお金はとてもじゃないけど簡単には使えそうにありません
お金を重みを感じ、いざという時用に残しておくことにしています。
義両親へのご祝儀のお返しはこれ!
両親からのご祝儀へのお返しは特にしていません。
ですが、結婚費用はすべて自分で支払うことを伝え、主人と折半して支払うことにしました。
( 結婚式の引き出物は両親にも渡しています。)
主人の両親からのご祝儀も結婚式当日には貰っていません。
ただ、義理の両親からはご祝儀の代わりに新婚旅行の金額を全額出してもらうことになりました。
新婚旅行先はイタリアがいいかなと話をしていたことを聞いて、当日義理の両親がよく行かれていた、豪華船でのクルーズ旅行を提案されました。
義理の両親は旅行が大好きな方で、国内海外問わずよく旅行されてました。
私達が新婚旅行先にヨーロッパを考えていると伝えると、「それならクルーズ旅行がいいよ!」と勧められ、その後は何も言うことなく、豪華船でのクルーズ旅行へ行くことが決定されました。
クルーズ旅行は10日程の旅行で、金額は1人50万円程、2人で100万円程の金額だったように思います。
義両親は、私達が旅行へ行く前に私達と同じ旅行先へ行ってくると張り切ってクルーズ旅行へ出かけられました。
新婚旅行は結婚式の一週間後に出発する予定でした。結婚式の翌日、まさかの妊娠が発覚し、悪阻が始まりました。
初めての妊娠と悪阻で戸惑い不安になり、ヨーロッパ旅行をキャンセルしざる得なくなりました。
せっかくの義両親の気持ちに応えることで出来ずに申し訳ない気持ちでした。
さらにキャンセルが出発する予定の一週間以内だったため、キャンセル料として8割程もかかってしまいました。
飛行機での通常のパッケージ旅行であればキャンセル料はもっと低いらしいのですが、クルーズ旅行のキャンセル料はあまりにも高くて驚いたのを覚えています。
悪阻は6ヶ月くらいに入ると大分収まり、出産後はなかなか旅行にも行けないだろうし、新婚旅行へ行っておきたいと思う気持ちからどこか行こうと話をしました。
行き先は妊婦だったのでフライト時間が短く負担がかからない場所であること、現地であまり歩き回らなくても良い場所、日本人も多くて安全な場所との考え方からグアムを選択しました。
義両親から頂いたご祝儀代わりの旅行代金は100万円程あった金額がキャンセル料のせいで残りは20万円程になっていました。
ただ、グアムは近場でリーズナブルだったため、20万円でも2人で行くことが可能でした。
義両親へのご祝儀のお返しも私達からはしていません。
結婚式の引き出物のお返しもしようと思いましたが、「わざわざ要らないよ」と断られてしまい義両親にはしていません。
これはすれば良かったな、と今少し思っています。
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結婚してわかった義両親のお金の使い方
私の両親に比べて義両親はとても余裕があるのだとこの頃感じており、嬉しかったのですが、いざ結婚してから義両親のことがわかってくると、そこまで裕福ではなく、私の母親以上にお金にうるさい人でした。
それに気づくまではあまり時間はかかりませんでした。
まず家に行くとエアコンはありません。
無駄だとお義父さんが言い張り昔あったエアコンが壊れた時をきっかけにそのままになっていました。
この猛暑の中でもエアコンはなく扇風機1台のみでティッシュも無駄だと使いません。
さらには携帯電話自体が無駄だとの考え方かはお義父さんは勿論携帯電話は持たれてなく、お義母さんは何かあった時様にと隠れて何年も契約されています。
さらには孫が産まれてもお祝いもなし、外食だなんて今まで殆どしたこともないそうです。
そんな厳格でかつケチなお義父さんからのお祝儀だったのだと改めて思うとそれはそれで大事に思わなければなと感じさせられました。
そんなお義父さんから結婚後ある一冊の本を渡されました。
その本にはお金を貯める術が記載されてありました。
お義父さんは昔大手の企業の役員まで勤めていた方で、ご自分でおっしゃっていましたが年収もピーク時は2000万円程あったそうです。
お金持ちほどケチであるとはこのことなんだなと、思ったのど同時に本を受け取った時に私達も無駄使いせずにコツコツと貯金しなさいと言われたような気持ちになりました。
お祝儀は私の親からは現金を、義理の両親からは旅行代を頂きましたが、結婚式の内容について双方からあれやこれやと言われたことはありません。
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