結婚式の準備では、色々な事で喧嘩しました。
自分の母親が「もし将来、結婚式をするならハワイで挙式して欲しいな。」と言っていたので、母の希望を叶えてあげたいという思いもあり、海外挙式を提案してみましたが彼は大反対。
チャペルか神前式かで揉める、、、
彼は友達が多く、これまで多くの結婚式に参加してきた事もあり、たくさんの友達を自分の結婚式に呼びたいから海外挙式にしたらみんな呼べなくなってしまうと言われました。確かにお金がかかるし、参加してくれる人も大変だし、私も納得しました。
母も「ハワイの挙式、素敵ねー。」と軽い気持ちで言っていただけなので無理せず地元で挙式を挙げる事にしました。
式場は「ここがいいね」とすぐに意見が一致して決まったのですが、そこは教会式か神前式かを選べる施設だった為、ここで揉めました。
私は教会式がいい。彼は神前式がいいと。
私は教会でウェディングドレスを着てバージンロードを歩きたかったのです。
母にベールを下ろしてもらい、父と腕を組んで歩き、途中から彼と歩く。
私も今まで友達の教会式に何回か参加しましたが、とても感動し、憧れていたのです。
一方、彼は特に神前式に思い入れがあるという訳ではなく、ただ「恥ずかしい」との事。
「え、それだけ!?」と驚きましたが、人前で誓いのキスとかするのが恥ずかしいと。
お互い30歳を超えていたので、その気持ちも分かります。
確かに私も親族や友人の前での誓いのキスは恥ずかしいなぁという気持ちはありました。
この件は「おでこにキスをする」という事でお互い納得し、教会式になりました。
披露宴の曲選びでもお互い譲らず、、、
披露宴の打ち合わせも進めていく中で喧嘩になった事は、披露宴中に流す音楽です。入場曲、ケーキ入刀、お色直しの退場、再入場、両親への花束、エンドロール等々、披露宴の場面に合わせて流す音楽を自分たちで決めたのですが、これがけっこう大変でした。
彼はとあるミュージシャンのファンで、もちろん披露宴でもそのミュージシャンの音楽をかけたいと言いました。
曲調もそうですが、けっこう過激な歌詞があったりして、結婚式に使う音楽ではないと私は思いました。私は音楽にこだわりはなかったのですが、無難なでオーソドックスな結婚式の雰囲気に合う曲にして欲しかったのです。
これに関してはどれだけ言っても折れてくれず、どっちも譲らない状態でかなり険悪になってしまいました。
普段彼は、大体の事は私の意見に合わせてくれるし結婚後の今でもそうです。
しかし披露宴の時の曲に関しては全然譲ってくれなかったので、よっぽどのこだわりだったのでしょう。
「こういうのって、花嫁の希望を優先するもんなんじゃないの!?」とかなりイライラしました.
結局「半分づつ決める」という事で1回落着きました。しかし彼が担当して決めた「最初の入場曲」だけがどうしても嫌で、再度喧嘩になりました。
私が招待された側の参加者だったら、「え、なんでこんな曲で入場・・・?」と謎に思います。
歌詞もやはり過激だし、曲調もハードな感じです。
「他のはいいから、入場曲だけ変えて!」とお願いしましたが「半分づつ決めるって事で納得したじゃん!」と聞いてもらえませんでした。
この事は何日も解決せず本当に困っていました。
なんとかしなければいけないと思いました。
そうだ、他の曲でも彼の好きなミュージシャンの曲だったら受け入れてくれるかもしれない。
今まで興味が無くてきちんと聴いた事がなかったのですが、彼の持っているそのミュージシャンのアルバムを何枚か聴いてみました。
すると、けっこういい感じの明るいバラード曲もあったのです。
「なんだ、こういう感じの曲もあるんだ」と思いました。
その中でも入場曲に使ってもいいな、と思える素敵な曲があったので「これだ!!」と思いました。
さっそく次の日彼に「この曲はどう?」と提案すると、あっさり「いいよ。」と言ってくれました。
しかも「よくその曲見つけたね。」となんだかご機嫌な様子。
今まで興味を持たなかった私が何枚もアルバムを聴いた事が嬉しかったのかもしれません。
披露の準備で学ぶこと多し
普段はほとんど喧嘩する事はないのですが、思い返してみると結婚式、披露宴の準備期間は何回も喧嘩しました。しかも些細な事でこじらせてしまいます。
準備中の喧嘩で破局してしまったなんて話も聞いた事がありますが、自分が経験してみると納得です。
一生に一度のイベントですから、小さな事にもこだわりたいし、譲れない事ってあるんですよね。
二人ともが譲らないままだと本当に険悪になってしまいますし、片方が譲っても納得していなければ片方だけイライラしてしまいます。
何回も話し合って歩み寄り、お互いが納得できる様にしなければいけないです。
些細な事でも積み重なると大きな溝になってしまうので、これからずっと一緒に生活していく上で大事なことを、披露宴の準備中の喧嘩で学びました。
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