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結婚式のご祝儀が100万の親に感謝!お返しは夫婦で相談し継続も検討!

私は結婚を決めたときに親から100万をいただきました。

私からしたらもちろん親からしても結構な高い金額です。

というのは、さかのぼって、私は中学を卒業したらすぐに働きに出ました。

親の反対を押しきってでしたが、学校が自分に合わない気がして高校を一月でやめてしまったのです。

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それからというもの、毎月三万を家に入れるという約束で、毎月のお給料から親に社会人としてのけじめとしてきちんといれていました。

沢山迷惑もかけました。

そんな私が結婚を決めました

親は泣いて泣いて喜んでくれました。

父親も母親も相手の男性に対して、物凄く喜んで受け入れてくれて、「若い二人がこれから大変だろうけど二人で力を合わせて頑張ってほしい』と言われました。

籍を入れた後で結婚式をする予定でいました。

相手のご両親も喜んでくださり、とりあえずは結婚資金を貯めるために共働きでお金をためることにしたのです。

でもなかなか貯めるのは大変で私が病弱なせいもあって、思うようにためることはできなかったんですが、狭いアパートで二人でなんとか頑張りました。

そして、とうとう結婚式を挙げられる!これからがスタートなのかな?っていうときに、母親から呼び出されました。

確かあの日は私が結婚式をするために実家から泊まってそこから式場へ行きたくて久しぶりに家にお泊まりをした日だったと思います

母親は

『自分で作ってきた苦労だとは思うけど、あの年で働き始めて沢山泣いたり怒ったりしながら、今まで頑張ったね。

そのたびにどーしてやることもできなくて、私は見守っているほかなかったけども、よく頑張ってここまで来たね。

あなたには高校も大学も専門学校も行かせてあげられなかったし、何もお金をかけてあげることができなかったよね。

だからって訳じゃないけど結婚や何か合ったときに渡してあげようと思って貴方のためにずっと貯めてきたのよ。

お母さんずっとずっと貴方のためにこれは使わないで取っておいたの。

何かあったときの二人の足しにしてもらえたら、お母さんうれしいわ、、、

もし良かったらもらってちょうだい』

と言って私に茶色の封筒を手渡しました。

そこにはものすごく思いのこもったお金100万入っていました。

だけど私にとってはこれは100万以上の価値があってものすごく重たく感じました。

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親がいれくれる事に感謝!

こんなにも親のありがたみを感じたことはあっただろうか。

今まで親がいることがあたりまえだった。

ご飯を食べれること、掃除をしてくれること、学校や習い事にかけてくれたお金や時間ははかり知れません。

けど今まで当たり前すぎて気づかなかったのかも知れません。

それがどんなに大変なことだったのか。

それがどんなに愛情深くて、どんなに思われていたことか。

あんなに迷惑もかけてきたのに。

そーいえばお母さんもお父さんもいつも私を信じて心配してくれたり、私の行く道を期待して待っていてくれた。

いろんなことを思い出したら涙が自然とこぼれてきて私はお母さんのお腹から産まれて来たことに感謝し、幸せに思いました。

この日はなかなか眠れずに、この家の空気や雰囲気、匂いに囲まれて遅くまで起きていました。

結婚式当日はバタバタと昨日のことが嘘のようにあわただしく、支度に追われて時間が過ぎて行き、あっという間に、結婚式も終わり二次会もすんで遅くに帰宅。

そして、また忙しい日々が現実に戻りました。
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親へのご祝儀のお返しは!

時が流れて何か親にしてあげられる余裕もできてきて、何がいいかずっと旦那と悩みました。

母は結婚してからも何かと気にかけてくれていて、

ご飯はちゃんと食べれてる?
風邪引いてない?
お金は足りてるの?

もう本当に申し訳ないほど心配されてるけど、ありがたかった。

今まで忙しくて、なかなか旅行すら行けなかった母に旅行をプレゼントしたくて海外に行ったことのない親にハワイ旅行をプレゼントしよーということになりました。

父は何度か仕事の旅行で行ったことがあったと言っていたが、母は生まれてこのかた1度も日本から出たことがないと言うので、早速旅行会社に問い合わせし、両親の予定を聞いて、ハワイのチケットを予約しました。

ゆっくりしてほしかったし、今までいろんなことあったから、確か1週間ぐらい泊まらせたと思います。

家事や仕事をしなくていい1週間なんて初めてだわ!ともうあのときの母親の笑顔は一生忘れられないでしょう

これが親へのあの時のこれまでのお礼になるかどうかはわかりませんが、そのあともお金に余裕ができたときには、まずは親に国内の温泉など何かをプレゼントしようと旦那と決めていて、それをしてから余ったお金で夫婦で楽しめばいいよね、また稼げばいいよねっていつも旦那と話をしています。

私たちはまだまだこれからたくさん楽しめることやれることがあるけれど、やはり年をとってきた親を見ていると、何かをしてあげたくなります。

私達を産んでここまで育ててきてくれて、今がある、あの時の当たり前に思ってたこと、あの日以来、母が結婚式前ご祝儀をくれたあの日から、何事にも感謝するようなれたし、親のありがたみを心のそこからわかったような気がしていて、あれからなんとなく変われたんです。

親に対して、人に対して、そして、自分に対して!

お金のありがたみ、見方が変わったような気がしました。

これからも親にはずっとずっとお礼をしていきたいです。

私を産んでくれてありがとう
育ててきてくれてありがとう

もちろんあの時の母がくれたお金が役にたったことはいうまでもありません。

あの時の状況、言葉、あの日の母の涙も生涯忘れることはないでしょう。

そして、そんな優しい旦那さんに巡り会えたこと、両親が気に入ってくれたこと、縁があったこと、今がある幸せ、たくさんたくさんありがとうという気持ちでいっぱいです。

父もいまだに子供のように心配をしてきますが親にとっては子供がいくつになろうが、おばさんになろうが、子供は子供なんですよね!

母からしても父からしてみてもきっときっとずっと危なっかしい子供なのかなって、たまにそんなことさえも嬉しく思うことがあります。

親に対してお礼という言葉があてはまるからわからないけど、するべきだと、してあげるべきだと私は深くそう思います。

そして、それを嫌がる親なんてどこにもいないとおもいます。

 

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