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お見合い後の短い初デートが印象的で好感触結婚を迫った結果

初めてのお見合いで旦那さんと出会った女性。

そんな女性の婚活体験記です。

最初のお見合いで感じたお相手への印象、初めてのデートで感じた感覚が、その後のお付き合いに大きな影響があったそうです。

お見合い相手に不安要素を感じながらも、自分なりに納得し結婚に進まれたそうです。

どんなふうにお互い惹かれ合っていったのか、結婚へどんな感じで進んでいったのか、そんな体験を語ってくれています。

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第一印象は安心感、本音はがっかり


初めてのお見合いで主人と出会いました。

互いに30歳を目前にし、それぞれが仲介人に依頼していた中で巡り会った2人です。

若くもないですし1対1の お見合いとなりました。

きっと互いに、「結婚しなければいけない」という概念を持って見合いを利用したと思っています。

互いの仲介人から連絡先を渡されていた中で、彼の方から先にご挨拶の連絡をしてくださいました。

携帯越しに聞こえる声からは、明るく健康的な雰囲気が伝わり、引っ張って行ってくれそうな印象を受けました。

彼のお勧めで、昔からある風情ある喫茶店で落ち合うことになり、それから間も無くしてそちらで2人きりのお見合いが叶えられました。

店内に入ると窓際の席に男性が いらっしゃり、目が合うと互いに察してお辞儀のし合いこになりました。

小柄な男性ではありましたが、清潔感が漂っていて安心感を覚えました

お見合いの第一印象を本音で申しますと「不細工」と思いました

ちょっとガッカリしたことを覚えています。

私は職業柄どんな方とも接することができ、彼もまた職業上お話し上手また聞き上手で、互いに緊張を味わわずに自然のままで居られました。

家族の話しや仕事の話しをし合ったと思います。

それぞれ仕事後に落ち合ったのもあり、初日は相手がどんな人かをザックリ知る程度で長居せずに改めて機会を作る約束を交わしました。

初日のサッパリとしたお見合いは、大成功だったと思っています。

初デートは短さにもの足りなさを感じ

次回の予定は相手の仕事の都合に合わせ、それまでも特にやり取りは しませんでしたが、その週の週末に早速デートのお誘いをいただきました。

しかし、ランチとドライブデートのみのサッパリとした初デートに終わり、少し物足りなさを感じながら夕方には送り届けられてしまいました。

初顔合わせの日は、彼は世間話しを上手に盛り込み会話の投げ合いをしてくれましたが、意外にもデート中は無口で、その後のデートにおいても無口でした。

そこが、結婚を考えた時の心配要素になりましたが、私が話題を投げ掛けることで意思疎通としました。

後に思ったことですが、初日は「そこそこ」また 「それなりの思い出」を残しつつ、サッパリとした別れ方が結局は印象を残し、「また会いたいと思わせた」のだと思います

彼の落ち着きある誠実な対応は、抜群の好印象を残してくれたと思っています。
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お見合いは最初から結婚前提を意識して

初めから結婚を目的のお見合いですから、お付き合いになった境目の記憶は定かではなく「食事に行ったり」「彼の生活の場へと赴いたり」と、自然な流れで近い間柄になって行きました。

デートは週単位で、遠出や観光旅行などのお泊まりへと発展し、長時間を一緒に愉しめるように なりました。

観光では嗜好や情緒を知りたいと思っていましたし、趣味を共有できるかを確認する必要がありました。

その中で、「彼の好きな味」「好きな景色」「好きな話題」などがわかって行き、共通点を見出して行きました。

実際には彼が私に合わせてくれていた様ですが。

恋愛からとは違ってお見合いからでは「意識してそれなりに経験」を積む必要があります

結婚を冷静に見つめるからこそ、相手のことを知るように努めなければなりませんでした

2人が目的を共有し目標に向かって取り組み、結婚まで作業のようでもあり前進して行きました。

2人が一緒の時は全て「この方と生涯をともに出来るだろうか」といった考えを持って接していたように思います。

交際期間はお付き合いから1年足らず

初めて彼を見た思い出の喫茶店に立ち寄った際、流れで私から「プロポーズはまだしていただけないのだろうか」という趣旨を申しました。

1年足らずの内に、短いながらもそれなりに喧嘩もありましたし、両家についての内輪的な込み入った話しもしてまいりました。

結婚を目的に腹を割った濃い話し合いを重ね、私なりに「この方となら結婚後の様々な困難も共に分かち合え答えを見出していけるだろう」という手応えを覚えました

これ以上のことは、夫婦になってからの課題として残し結婚しても良いのではないか、と判断したからです。

お見合い結婚という流れではありますが、そこに至るまでの期間が長いか短いかが重要ではなく、恋愛からではないからこそ「どう向き合ってきたか」が私には重要です。

結婚してから「恋人感覚を楽しもう」また、「楽しみに取っておきたい」とも思いました。

30も目前でしたし、ダラダラ楽しむ時間がもったいなかったのもあり、彼に、「結婚を考えていないのであれば、私には時間がないので別れることも検討しています。」といったキツイ本音を吐露させて いただきました。

すると、彼の体に一瞬緊張が走った様子が見て取れて、沈黙の後「結婚してください」というプロポーズの言葉をもらうことが出来ました。

お見合い相手との結婚の決め手

初めて会った日に「この方と結婚する」と思いました。

お見合いの日「彼と目が合った時の直感」漠然とした感覚です。

「彼とは自然で居て良い、この方と結婚する」と思いました

それが現実になって行ったのにはいくつかの理由があります。

純粋で不器用なところに惹かれて行ったことや、一緒に居て緊張させない雰囲気に居心地の良さを感じたことなどです。

特に張り切ってオシャレをしなくても、彼自身はいつも素朴でしたし、連れて行ってくださるランチや夜の食事でも、海辺などのオシャレな場であっても高級が視点ではなく、くつろぎがテーマでしたから。

飲み物やトーストの注文だけでも、また無言でも、店内の雰囲気やガラス張りの海辺を眺めているだけで、そこでの空間を共有しているだけで満足できたのです。

お見合いでの出会いから結婚までに見極めたいと思っていたことは、このような素朴さや自然でした。

初めて出会った日に彼と居て力まずに居られたことが、家族になれる未来が描けていたので、あとはデートでそれを確信にして行きたいと思っていました。

素の自分を見せられたことが、結婚を決意させてくれた大きな要因になったと思っています。

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まとめ

第一印象で、安心感とがっかりを味わうという意外なカミングアウトから始まった体験談。

不器用ながらもまじめな感じが伝わってくるお二人。

一生懸命お互いの事を知ろうとし、受け入れ、どうすればお互いが心地よく過ごせるのかを探っていったという感じですよね。

自分が合わせたつもりでいても、相手が会わせてくれたのかもというというあたりでも、お互いを思いやって過ごした感じも伝わってきます。

かなりきつめの逆プロポーズともとれる行動をとる勇気も凄いです。

結婚を意識しても進展がなければ、このくらいの行動を起こしてみてもいいですね。

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