2019年6月にガーデンウェディングに新郎側のゲストとして初めて参列しました。
よく手入れされた芝生の上に開放感のあるテント
(タープのように風が抜けるタイプ)
が設営してあり、その下で挙式や披露宴を行うというプログラムでした。
ガーデンウェディングは虫に要注意
案内して頂いた席についてしばらくして、まず気になったのは、蚊の存在です。
今年は暑くなるのが早かったということもあってか、まだ6月であるにも関わらず、予想外に蚊がたくさんいました。
ふくらはぎを刺されたり、刺された後もずっと複数の蚊に足元で品定めをされているかのような感覚があり、席についている間中ずっと非常に不愉快に感じました。
同行者の男性も丈の長い靴下を履いて参列していたにも関わらず、靴下の上から刺されてかゆいと嘆いていました。
女性のゲストの方は男性よりも腕や足の露出が多くなりますので、目立つところを刺される心配や、また、刺されてしまった後はかゆいのに、せっかくのハレの席でみっともなくて虫刺されをかけないというジレンマがあったと思います。
もちろん式場の方は配膳で忙しく、分かりやすく蚊取り線香を焚いたりなどはしていませんでしたので、テントの下にいたゲストというゲストが蚊に狙われる事態に陥っていたと思います。
実際に、他の卓のゲストの方にも足をこっそりかいている方や、トイレで「蚊にかまれちゃった!腕とか目立つところだし写真に写ったらどうしよう」と友人に言っている女性も見かけました。
テントは開かれた日当たりのいい芝生の上に設置されていたのですが、会場内の敷地には雑木林のようなところや、錦鯉を飼育している水路のようなところが近くにありました。
流石にきゃーっと大声をあげたり逃げ惑うゲストの方はいませんでしたが、「びっくりしたー」と言ったり、少し席の端に寄って避けたりしていました。
屋内の挙式や披露宴であればまずこういった虫に関するトラブルはありません。
ですので、初めてのガーデンウェディングでこういったことに遭遇し、驚いたと同時に式に集中できず最悪だなと感じました。
ホストのお二人もせっかく長期間準備していたのに、当日に虫のせいでウェディング全体のイメージが悪くなってしまってはかわいそうな気もしました。
また、蚊に刺されることでひどく跡が残ってしまったり、全身症状が出るという蚊アレルギー体質の方もいますので、ゲストに対する配慮が屋内で行う場合よりもずっと重要になってくるのではないかと強く感じました。
ガーデンウェディングのイメージを壊さないアイディアで虫対策!
イメージとして、ガーデンウェディングは従来の屋内で行う挙式や披露宴と異なり、リラックスした雰囲気が魅力ですので、その雰囲気を虫の対策に活かすというのはどうでしょうか。
例えば、虫が苦手な香りのお香を料理が運ばれてくる前にこっそり焚いておいたり、虫を寄せ付けない効果のあるキャンドルを火はつけないままでも各卓のデコレーションに紛れ込ませるという方法で少しは防げるのではないでしょうか。
他にも、テーブルクロスで足元は隠れてしまいますので、各テーブルの下に市販品の虫除けプレート(無香料タイプ)をつるしておくというのも効果的だと思います。
トイレも活用して、ガーデンウェディングの雰囲気を壊さないようにアロマなどの自然成分を使ったおしゃれなパッケージの虫除けスプレーをアメニティとして置いておき、ゲストの方に自由に使ってもらう、というのもゲスト思いなホスト側の気遣いが見えて素敵だと思います。
実際参列した際に途中から雨が降り出し、少し肌寒くなってきたのですが、それについては天気のことだし、6月だし素直にしょうがないことだと感じました。
しかし虫に関してはもう少しどうにかならなかったのだろうか、、というのが率直な感想です。
蚊に刺されることなく、また突然のカナブンなどの襲来がなければ落ち着いて集中して二人が準備して作り上げた式の雰囲気に入り込めたのになと思います。
虫によって最悪だなと感じてしまったガーデンウェディングでした。
<関連記事>
コメント