結婚式の最後には両家からゲストの皆さんへのお礼の挨拶は欠かせませんね。
新郎のお父さんが挨拶するのは一般的ですが新郎も挨拶するの?
上がり症で頭が真っ白になってしまいそうなんだけど、謝辞はカンペを見て話すのはマナー違反なの?
そんなお悩みにお答えします。
結婚式の披露宴で行う謝辞は新郎もするものなの?
披露宴で謝辞を行う順番としては新郎父が行い、その後新郎が行うというのが一般的です。
中には新郎父が行い、新婦父が行い、新郎が行うというパターンもあったりします。
披露宴の主催者が両親であったとしても、二人の為に来てくれている招待客に対して新郎も挨拶するのがいいでしょう。
披露宴での謝辞の一般的な流れとしては、
- 花嫁さんから両親へのお手紙
- 両家の御両親への花束贈呈や記念品の贈呈
- 両家からの謝辞
その演出が終了した段階で披露宴はお開きになるので、最後に両家からの謝辞が行われます。
謝辞はとくに感動させるような台詞を考える必要はありません。
披露宴中に「ありがたい!」と感じたその思いであったり「これからこんな家庭を築きたい」などの決意表明などを感じたままに自分の言葉で述べるといいでしょう。
例文を参考にしながら、自分なりの言葉を入れたほう温かみのある謝辞になります。
例文をそのまま丸暗記するのではなく、心からの言葉を綴ってみましょう!
披露宴 新郎の謝辞はカンペみたら駄目なの?
人前で何かをするというのはとても緊張するものですよね。
最後の挨拶は「新郎らしく格好よく決めたい!」というのであれば、メモなどを見ないで行うのがおすすめです。
格好よくできる自信がない場合でも「心配だから」と単にメモを読むよりは、詰まりながらでもたとえ一言「ありがとうございました!」であっても、感情がこもっている自分の言葉で話した方が会場にいるゲストの心には響くものです。
上手な台詞よりよっぽど伝わります。
しかし、何十人とお招きした招待客の前で立派に挨拶をしないといけないと構えているとがちがちになることも考えられますよね。
「頭が真っ白になる可能性が十分ある!」という場合はメモを用意しておきましょう。
「大丈夫だ!」と思っていても実際に行うと一瞬で頭が真っ白になる事も考えられます。
みなさんの前でぐだぐだな謝辞を行うよりはメモを見ながら話した方がよっぽど上手くできる場合もあります。
メモも紙切れではみっともないので、便せんに書いておいたり、メッセージカードなどに書いておくなど見た目もスマートにするといいでしょう。
ずっとメモに目を落としっぱなしだと”メモを呼んでいるだけ”になりがちです。
一応は頭に入れておいて時々はゲストの方に目を向けて話しをするようにするのがいいでしょう。
最後に行う謝辞はかなりお酒を飲んだ後に行うものですので、頭が回らない事もあります。
謝辞があることも考えて飲みましょうね(笑)
披露宴での新郎の謝辞 文例はこれ!
周囲からの祝福の言葉の嵐にいろんな感動や勇気を頂くことと思います。
謝辞は来て頂いたお礼とおもてなしが不十分であったであろう事へのお詫び、それに加えて披露宴に対する感想などを一言加える感じで構成してみましょう。
では 参考の文例を紹介しましょう。
本日は私達の結婚披露宴にご列席賜り誠にありがとうございます。
過分なるご厚志並びに、たくさんの温かいお言葉を頂きましたこと、改めて厚く御礼申し上げます。
このような心温まる披露宴を行う事ができましたのも、本日ご出席頂きました皆様のおかげと、感謝の思いでいっぱいでございます。
今後も二人て協力し合い、いつも明るく笑顔の絶えない家庭を作り、一家の主として皆様から頂いた温かいお言葉を胸に深く刻み期待に背かぬよう努めて参ります。
まだまだ未熟な二人でございますので、皆様にご迷惑をおかけすることもあるかとは思いますが、その節はお力添えいただければ幸いでございます。
本日は不慣れな為行き届かない点がありました事お詫び申し上げます。
簡単ではございますが、皆様の益々のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げ私達のお礼の言葉とさせていただきます。
本日はまことにありがとうございました。
披露宴での新郎父の謝辞 例文はこれ!
本日はお忙しい中○○家○○家の結婚披露宴に参列いただきまして誠にありがとうございます。
両家を代表いたしまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。
新郎新婦への温かい祝福と励ましのお言葉をご頂戴いたしまして両名はもちろんの事、両家親族一同感激で胸が一杯でございます。
皆様方のお力添えを頂き二人は新しい門出を迎えることができました。
○○には○○さんというかわいいお嫁さんを迎える事ができ、親としてこれほど嬉しい事はありません。
二人で支え合って幸せな家庭を築いてくれるものと信じておりますが、なにぶん未熟な二人ですので、今後もよろしくお導き頂きますようお願い申し上げます。
本日はせっかく御越しいただきましたのに粗酒粗肴で不行き届きがございましたこと平にお許し願います。
はなはだ簡単ではございますがお礼の言葉とさせて頂きます。
本日は誠にありがとうございました。
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まとめ
披露宴の謝辞は新郎父→新郎と行うのが一般的です。
両家を代表してお二人が挨拶するといいでしょう。
メモを見ながら話しをするのはマナー違反ではありません。
ぐだぐだな挨拶になってしまうよりは、メモを見ながら話しをする方がいいです。
メモを見るのが気になるようなら、「慣れていないので、準備してきたものを読まていただきます」と前置きするといいでしょう。
頑張っていきましょう!
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