新郎のスピーチ原稿を何度も催促!内容が決まらぬまま時間切れ!

離婚してしまいましたが結婚式の当日に、元旦那さんと大喧嘩をしました。

結婚式の準備を進めていくなかで、元旦那さんがお仕事のお休みがなかなか取れなかったため、私と私の母親が中心となって打ち合わせなどをすべて行っていました。
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それにたいしては、特に文句もなく『お仕事だから仕方ないよね』くらいの感じでした。

ですが、打ち合わせに行った日でも『今日どうだった?』など、特に聞いてくるわけでもなく、『聞いてくれてもいいのにな』と思っていました。

男性だから女性に比べるとそんなに興味ってないかもしれないと思って、その日の報告を私発信で毎回していました。

そんなやり取りが何回かあって、ある日ウェディングプランナーの方から『新郎スピーチは、どうしますか?』とお話がありました。

元旦那さんは、そういうスピーチ系のことは苦手だから不安に思い、『した方がいいですか?』と聞くと、『されないかたの方が少ないのでやった方が良いと思います。』と返答をいただきました。

身内だけのごくわずかな人数の挙式ではありましたが、確かに新郎スピーチはあった方がしっくりくるし、お礼とか総括は彼にしてもらった方が良いとも思ったので、その日の夜に伝えることにしました。

『結婚式の最後の締めくくりに、新郎スピーチして欲しいんだけど良いかな?』
『いいよー』
『じゃあ、結婚式当日に言えるようにしててね』
『わかったー』

こんなやり取りをして安堵したわたしは、そのあともせっせと打ち合わせに励んでいました。

その後も何か打ち合わせにいくたび、彼には『新郎スピーチ考えててね』と伝えていました。

忘れっぽいし、お仕事が忙しくて、なかなか考えれないかもしれないと思って言っていたのです。

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新郎のスピーチの内容を確認できないまま当日を迎え、、、



そんな日々が約半年続き、いよいよ明日は結婚式。

結婚式前夜は、私の実家に彼も泊まることになりました。

結婚式は屋外でおこない、そのあと近くの料亭でお食事会をする段取りになっていました。

ですが、前日はあいにくの雨で天気予報を見る限りでも雨の確率が高くなっていました。

少し残念な気持ちのなか、そういえば新郎スピーチの内容を聞いていないなと思い、彼に聞いてみることにしました。

『新郎スピーチってどんなのにしてるの?』
『んー?』

この返事のしかたはなんだろう?と思い、もしかすると天気が良かったバージョンしか考えてないのかもしれない!と私はすこし焦りました。
何しろ明日が結婚式なのです。

『雨が降るかもしれないから、そういうときは本日はお足元の悪いなかって付け加えると良いかもしれないよ』
『うん』

この返事をきいて、ほっとした私。

次の日は朝もはやいため、早々に床につくことにしました。

翌朝、5時前に起床しました。

なんとか天気もくもりにとどまっていて、胸をなでおろし準備をしました。

会場までは父親が運転する車にのり、連れていってもらいました。

その車内で、昨日は寝てしまったけどスピーチの全文聞いていないなと思い、彼に話しかけました。

『スピーチってどんな感じ?』
『んー、まだできてないよ』
『は?』

車内が一瞬凍りつきました。

彼は何を言っているのでしょう?

そして結婚式の当日の花嫁は、どうしてこんな低い声を出しているのでしょう?

『待って、あと何時間後かに言えるの?』

『うーん』

これが本番に強い、アドリブ力に長けた人なら決して問題はないでしょう。

しかし彼はアドリブ力が、全くないのです。

焦りしかありません。

『どうするの?』
『んー』
『なに考えてるの?』

プチ喧嘩状態になりつつも式場についてしまったため、私は着替えがあるので彼とは別室に行くことになりました。

ウェディングプランナーさんがにこにこして私に近づいてきます。

『おめでとうございます、晴れてよかったですね。』
『いや、本当に晴れて良かったんですけど…』
『けど?』
『新郎スピーチできてないんです』

ウェディングプランナーさんも、びっくりされていましたがすぐににこにこ顔に戻りました。

『きっと考えてくださってますよ。』
『だったら良いんですけど…』

いらいらした気持ちは有りましたがあれよあれよと着替えがすすみ、花嫁衣装になったところで、いらいらはなくなっていました。

朝よりも晴れていたし、いろんな人に祝福されることで怒りはおさまっていました。
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新郎のスピーチまで時間が無い!その時私が取った行動は、、、


きっと短くても考えてくれているはず…と思い移動する花嫁車の中で、もう一度彼に聞いてみました。

『新郎スピーチどう?』
『どうしようか』
『は?』

デジャブでしょうか?

車内がまた凍りつきました。

車にはウェディングプランナーさんと、運転手さんがいたのですが気まずい雰囲気を和ますためか、ウェディングプランナーさんが『仲がいいですね』と仰いました。

思わず『どこがですか?』と言ってしまったわたしは、大人げなかったです。

その後、また会場に到着しお色直しをしていると、鏡越しに後ろで彼が暇そうにぼーっと座っているのがみえたので、もう我慢の限界でした。

『そこで座ってるってことは、新郎スピーチは出来上がったんだよね?』

するとようやくここで、彼がメモとペンを探しだしました。

このときのウェディングプランナーさんのペンを差し出す早さは忘れられません。

『もういい!』

私はお色直し中にも関わらずペンとメモを奪いあげ、即席新郎スピーチを書き上げました。

『暗記しなくて良い!これをよんで!』

メイクさんとウェディングプランナーさんが、苦笑いしているのはわかったのですが、もうイライラがとまりません。

『ほんとはそれ、あなたが書くんだよ?
なんのために半年前から言ってるの?
自分のことでしょ?
それくらいやってよ!』

『はーい』

後ろで彼がしょぼんとしているのをみて、少し落ち着いてきたので少しだけ慰めて、お食事会が始まりました。

心配していた新郎スピーチもメモを見て読んだので無事終わりました。

内心まだイライラはしていましたが、彼が『上手に読めたでしょ』と言ってきた顔を見て、怒る気がなくなってしまい、そのまま仲直りしました。

いまとなっては良い思い出です。
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