小さい頃から結婚式はとてもあこがれるものでした。
女性のほとんどはそうですよね。
自分で選んだ会場で、素敵なドレスを来て、大切な友人達に囲まれてしあわせな披露宴ができると思っていました。
結婚準備を義母に仕切られても何も言わない彼に激怒!
私の結婚相手は長野で老舗旅館をやっている家の長男。
結婚を決めた当時、彼は一般企業でサラリーマンとして働いていたため、家業があるとは聞いていましたが、そこまで気にしていませんでした。
なので、私達の結婚式・披露宴も自由に行うことができると思っていたのです。
結婚の挨拶の際に、結婚式場は旅館が普段お世話になっている式場(式場→旅館で泊まるというプランで、彼の旅館を利用していただいているのです)で行なうこと、髪の毛は伸ばしてほしいことを言われました。本音を言えば式場も選びたいところでしたが、そのくらいは妥協できると思い承諾しました。
その後、招待する人数を決めるにあたって、義母に親族の人数を聞いたところ、なんと60人来るとのこと。
当初の予定では、両家の親族30人、友人50人の予定だったのが、かなり狂います。
しかし、田舎の老舗旅館ということもあり、人数を少なくすることはできないといわれ、ここでもなくなく妥協しました。
なぜ、彼は「15人に絞って」と私の代わりに言ってくれないのかと思いましたが、家のことだと言われれば仕方がないと考えることにしていました。
そして、このタイミングで彼が転勤辞令を受けたことで、私も一緒にかなり遠いところに引っ越すことになりました。
式場のスタッフの方とは、遠隔でもテレビ電話等で衣装や引き出物を決めていくという話でまとまり、少し不安は残ったものの、引っ越し先から結婚式準備をすることにきめました。
引っ越しが落ち着き、そろそろ衣装決めや引き出物の相談をしようと思っていた矢先に、義母から電話がありました。
「白無垢はこちらで直接見て決めます」という連絡でした。
もちろんやんわりとお断りしましたが、義母も折れず、彼に相談すると返事をしてその場は流しました。
そして、義母に強く出られない彼は、結局「義母に選んでもらわざるを得ない」と言い、私の白無垢までも義母が決めてしまったのです。
さすがにこれには、わたしも我慢の限界になりました。
そこで、
「私の結婚式・披露宴なのだから、私自身で好きなものを選びたい」
「髪型も会場も招待客も制限され、終いには衣装まで決められてしまうなんてありえない」
と伝えたところ、彼の言い分は、
「全てを両親が決めた結婚式をした友達がいたよ」
と言うのです。
義母は悪気はないというばかりでなにも解決せず大激怒を繰り返す
せめて一言でも謝ってくれたら、私も落ち着いて彼と相談できたかもしれません。
友人がどうかは聞いていませんし、今は彼の友人ではなく、彼の結婚相手である「私の状況」を考えるべきだと伝えました。
しかし、彼にはあまり伝わっていない様子でした。
そこからは険悪なムードとなり、3週間ほど会話をしない毎日でした。
そんな中、義母からは白無垢だけではなく、髪飾りや彼の袴、引き出物の相談(ほぼ確定)まで対応させられました。
それでも彼は、義母に悪気はない、結婚が嬉しいだけだと言っていました。
その度に私は大激怒を繰り返し、彼との会話がなくなる一方でした。
私は、これまで好きだった義母とまで話したくない状況になりました。
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義母の言動にイライラしていることを伝えると、、、
そして、私は彼にその旨を伝えることにしました。
「披露宴で着る引き振袖だけは、私が好きなものを選ぶこと」
「義実家と私は直接やりとりせずに彼を通すこと」
を約束させました。
また、「今回の結婚式・披露宴とは別に、招待できなかった友人だけを招いたパーティーをすること」を約束しました。
私は義実家のことさえなければ、彼のことは大好きでしたので、結婚式は妥協しても、義実家との関係を約束してくれるならば、と思い実家に戻る事はやめました。
もし私が実家に帰っていれば、結婚は破談となっていたことでしょう。
その後、約束通り、引き振袖は私が好きなものを選ぶことができました。
そういった配慮もあり、私達は晴れて結婚式・披露宴をすることができました。
当日も、義実家にイライラしつつも、また別のところでパーティーを行うんだと思ってやり過ごすことができました。
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