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学生で妊娠し母親が反対!父親を味方につけ説得!でも最終的には! 

当時、私がハタチの大学2年生、彼が25歳の社会人でした。

高校3年の時にバーベキューで出会い、受験生で勉強ばかりだった私は、車を持っていてお金にも生活にも余裕がある大人な彼に引かれ、お付き合いをはじめました。

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彼と付き合うことで、色々なところにも連れて行ってもらえ、はじめての経験をする事が多く、自分も大人になったような気がしました。

私が大学生になり、大学のあとにバイトも始め、新しい環境になったことですれ違う事が増えてしまい、別れの危機も何度かありましたが、なんとか乗り越えることができました。2年ほどお付き合いを続けた頃、私のお腹に赤ちゃんができました。

妊娠したことを彼に話すと、彼はとても喜んでくれました。

わたしは正直、「大学はどうしよう、こんなに早くに結婚していいのかな、親にどうやって話そう」と不安になりました。

彼は、「大丈夫だよ!俺がいるし、ちゃんとあいさつに行って、2人の気持ちをわかってもらおう。両親もきっとわかってくれるよ。」と言ってくれました。

その言葉で安心した私は彼とすぐに結婚の意思を親に伝えようとしました。

折を見て「話したい事があるんだけど、時間とれないかな?」と母にラインで相談しました。

私の母は何か感づいたようで、妊娠のことは伝えなかったのに「嫌だ、ダメだからね。彼も来なくていいよ。」と頑なに拒否をしました。

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学生で妊娠し父親を味方に母を説得!

そこで私は父をライングループに交えて、「大学が冬休みに入ったら時間とれるかな?」と聞きました。

父を交えたことで、彼との顔合わせがようやく決まりました。

顔合わせ当日、彼が緊張した面持ちで、「娘さんのお腹に子供ができました。

結婚したいと考えています。娘さんとお腹の子供を幸せにしますので、結婚させてください。」と頭を下げました。

母は、少し涙ぐみながら、

「まだ大学も途中だし、妊娠は本来なら嬉しいことだけど、今は素直に喜べない。まだこれから大学卒業して、就職して、自分磨きもして、未来の選択肢はたくさんあるのに、これからの可能性を今減らしてしまっていいのかなぁ。今回は諦められないかな?」

と尋ねてきました。

父も、

「娘が高校の時から付き合いをしていたのは知っていたけれど、2人で今家庭を築くのが最善とは思えない。まだ世間も見ていない子供だし、これから社会に出たらもっと視野が広がるのに。」

と言って、冷静に反対されました。

私と彼は、「結婚したい、子供が見たい、ずっと一緒にいられる」とポジティブに捉えていたので、反対されることは予想していましたが、論破する言葉も持ち合わせていませんでした。

しかし、意思の固さだけば貫きました。

彼が、「後悔しません。2人で頑張ります。」と、頼みこみました。

しばらく重い沈黙が続いた後、

「わかりました。納得もしていないし、応援もできないけれど、それでも2人でやると言うならやってみなさい。」

と父が言って、その話し合いは終了しました。

その後も母から、「どうにかならないかな。考え直す気はない?」と何度かアプローチがありましたが、エコーで心拍も確認してつわりも始まり、徐々にお腹に赤ちゃんがいることを実感した私は、母に耳を傾けることができませんでした。

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学生で妊娠し反対されたまま家を出る事に。

安定期に入り、半ば強引に住む場所を決め、両親は渋々家を出る事を許してくれました。

母はきっと影で泣いていましたが、引っ越した後も体調を心配して度々様子を見に来てくれました。

父は、半分勘当のつもりで家を出したのに、母の心配する様子に負けて、引っ越してからも頻繁に連絡をとる私と母を許してくれました。

祖父母は心配こそしていましたが、だんだんとお腹が大きくなる私に、初ひ孫ができると実感したようで、ウキウキしながらベビーカーやチャイルドシートを買ってきました。

子供が産まれる頃には、父も母も周りの空気に負け、「里帰りで戻っておいで」と、全面サポートをしてくれることとなりました。

今では、子供も2人に増え、父も母もデレデレです。

祖父母も、元気なうちにひ孫が見られたことが嬉しいようで、周りにおじいちゃんおばあちゃんと間違われては、「実はね、ひ孫なんだよ。」と得意げに訂正をしています。

私は、結婚して子供を授かったことに後悔はありません。

正直、旦那さんは、あの時幸せにすると言った割には、子育てに積極的に参加しなかったり、やっぱり友達と遊ぶ頻度が私より多くなっています。

逆に、私は家にこもりっぱなしで子供と2人の時間が多くて、どこに行くにも子供と一緒に出かけたり、好きなことも制限される事が多くて、うまくいかないなと思った時期もあったし、友達が社会人になってキラキラ輝いて、素敵な彼氏とお付き合いしたり旅行に行ったり、豪華な食事や楽しそうな飲み会をしているのを見るたびに、周りにはもっといい人もいたなぁと今になって思うこともあります。

早くに結婚して、周りの友達が大学のサークルやバイトに励んだり、充実した日々を送るのがうらやましいと思ったこともありました。

旦那さんはあの頃と比べて太ってしまったし、ほとんどワンオペで育児をしていて、「どうして私ばっかり」と思ったこともあったけれど、それ以上に、子供と過ごす日々はなによりもかけがえのないたからものです。

子供の笑顔や寝顔を見るたびに、「私のことを必要としてくれているんだ」と存在意義を感じることができました。

そして、私が落ち込みそうになったり、子供がいるからできないな、と思って諦めそうになる度に母が支えてくれました。

私がここまでやってこれたのは、あの時1番反対した、母のおかげであるということは言うまでもありません。

幸い、娘も息子も健康ですくすくと、素直に成長しているので、周りの家族みんなを幸せにしてくれています。

父も母も、そんな娘と息子が可愛くて、今では2人を中心に家族が成り立っているようです。

今では、いちばん反対されていた時期に私が想像していた未来より、親との関係は良好です。

両親が私のことを大事に思ってくれて、意思を尊重してくれてほんとうに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

あの時反対されたことは、私たちの覚悟がほんとうにあるのかどうか確かめていたようでした。

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