わたしが結婚式に関して揉めた最大の問題は、料金についてです。
打ち合わせを重ね、見積もりをもらった段階では総額で350万ほどになる予定でした。
それでは何故その見積もりよりも、実際の請求金額が大きくなってしまったかについてご説明します。
結婚式場とのトラブルは契約の勉強不足?
そのためにまず私達の結婚式の規模と流れなどについて説明していきます。
わたしたちの結婚式ではゲストの方々を赤ちゃんなどの、ゲストのお子さんも含めて140名ほど呼びました。
そしてスケジュール的には教会式が1時間、披露宴が2時間半、ゲストの見送りが30分という時間配分の予定でした。
披露宴中のお色直しは1回です。
このスケジュールや時間配分はわたしたちの式が特別ではなく、一般的なものということでした。
わたしたちの結婚式で他の方との式と違った点は、余興の数が多かったことです。
しかし結婚式の前に何度も行なった打ち合わせでは、そのことをプランナーさんにもちろん伝えていました。
そして余興というのは、ゲストの方々がわたしたち新郎新婦に対してサプライズの要素を含んでいることがあります。
そうでなくても余興の内容を新郎新婦であるわたしたち夫婦が把握するということは、まずありません。
そのためにそれぞれの余興の代表者を決めて、その方の連絡先を結婚式の2週間ほど前にはプランナーさんに提出していました。
きっとわたしたちとは別で打ち合わせや準備を行なっていたのだと思います。
当日には施行人といって、披露宴の全体の流れを運営する方が時間配分などをしてくださっていました。
打ち合わせの段階では、わたしたちの要望をいろいろ聞いてくださっていましたし、とても印象が良かったです。
今になってみれば、わたしたち夫婦はもちろんお互いに初婚ですので打ち合わせなどでどんなことを質問したら良いのか分かりませんでしたし、ほかにどんな選択肢があるのかということも勉強不足でした。
結婚式場との約束の予定時間を超過していました。
いざ結婚式当日になると、最初のうちはスケジュールの時間通りに進行していきました。
しかし披露宴が進むにつれて、ゲストの方だちも酔っ払う人も増えてきて余興自体も1つひとつが長くなっていきました。
わたしのダンナの大学時代の後輩たちによる余興に関しては、練習不足というか見切り発車のような感じで収拾がつかないような感じになっていました。
はじめはダンナもわたしも苦笑い程度で「まぁ、施工人の方がどうにかしてくれるだろう」と思っていました。
実際に他のグループの余興でもそうしていました。
しかしなかなか施工人の方が声をかけても、後輩くんたちは冗談で流していたりしました。
なにせ後輩くんたちは酔っ払っていましたし、人前に出て舞い上がってもいました。
結局は見兼ねたダンナが舞台に上がり、マイクをとって「一同、礼!」と号令をかけて強制終了させました。
多分この後輩グループの余興の時間が1番グダグダと長くなっていたように思います。
そしてその後に控えていた最後の余興グループ(ダンナの兄弟や親戚のグループ)に、合図を送り最後の余興をスタートさせました。その後の披露宴は特になんの問題もなく進み、新婦からの手紙を読んで退場して、ゲストを見送って終わりました。
フタを開けてみれば、予定よりも1時間ちょい長くなってしまったという結果でした。
その日は式と披露宴を終えた後に二次会が待っていましたので、すぐに着替えて式場の方たちにも挨拶を早々に済ませて式場を出ました。
結婚式場から見積もりよりも多額の請求が!その理由に唖然、、、
後日、結婚式の請求書が届きました。
請求書が来てから1週間以内に式場に直接出向いて支払いをするか、銀行口座に振り込むという方法もありました。
そして請求書の中身を見てみると、その額は460万円でした。
打ち合わせ段階で出していた、最終の見積もり金額よりも110万円も多かったのです。
わたしたちはもしかしたら見積もりよりも少しくらいは高くなることもあるだろうと思い、そのときのために50万円ほどは準備していました。
しかし超過分がそれでは到底足りない額だったので、わたしたちはとてもビックリして、すぐに式場に確認の電話を入れました。
すると見積もりとの差額分は時間超過したことと、飲み物代との説明でした。
たしかに時間は超過してしまいましたが、飲み物に関しては飲み放題のはずではないのかと問うと式場側の回答は「飲み放題に含まれていない、乾杯時だけのシャンパンをその後も注文するゲストが多かった」とのことでした。
乾杯のシャンパンが飲み放題に含まれていないことも初耳(打ち合わせ時には気にしていなかったために、聞き逃していたのかもしれませんが)でしたし、それを続けてオーダーされてホイホイ出していたことも驚きでした。
わたしは納得がいかないまま電話を切り、ふとその式場には私の大学時の後輩がパートに入っていることを思い出しました。
たいして仲良くしていたというわけでもなかったのですが、少しでも話を聞いて欲しくて連絡先をゲットし相談してみました。
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結婚式場へ説明不足!と苦情を申し立てしてみると、、、
すると「あー、そうだったんですね」とそれほど驚く様子もなく話を聞いていました。
聞けば、その日結婚式が始まる前からスタッフ内では「今日の式は長引くよー」ということが広まっていたようです。それはわたしたちの式に限らず、式の内容を見た段階で「今日の式は長引く」や「式は予定通りだろう」ということがスタッフの間では分かるようでした。
それを聞いてわたしたち夫婦はとても怒りが込み上げました。
プランを立てた段階でこうなることが予想できたのに、あえて教えなかったということになるからです。結局わたしたちは、新婚旅行のお金を崩し式場に直接支払いに行きました。
その際に、プランを立てた段階で時間が押すということがわかっていながらそれを伝えなかったのは何故か?
また、長引くと分かっていながら通常のタイムスケジュールを当てはめ、最終の見積もりを出したということは不当ではないかということを問いただしました。
このことらについての回答は、プランナーの責任ということや施工人がどうとか言って、謝罪はされましたが納得はできませんでした。
そして余興のときダンナが介入せざるを得ない状況だったことや、そうしていなければさらに料金が上がっていたのではないかと聞きました。
すると施工人が新人だったと言われました。
わたしは腹が立ちました。
たしかに、誰にでも新人の頃はあります。
しかしクライアントであるわたしたちにとっては、関係ありません。
生涯でとても大切なイベントである結婚式の担当者が、たまたま新人で運が悪かったという話では済まされません。
それでももう式を挙げてしまったのですから、さんざん文句を言ってから請求金額通りの支払いを済ませました。
その後に式場からの詫び状や、お食事券等が送られてきましたが1度も行っておりません。
今になって思えば、打ち合わせのときにもっと“お金のこと”に関して突っ込んだ話をすれば良かったです。
なんだかビッグイベントを目の前にしてケチケチしていると思われることが恥ずかして聞けていませんでした。
また、他の結婚式についても調べたりしてある程度の相場や、体験談を聞いたりして情報収拾するべきでした。
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