今は、そのようなスタイルも出てきているかとは思いますが、10年前は珍しかったと思います。
披露宴の演出 食事にこだわり!
お菓子が大好きな私にとって、デザートビュッフェは必ずやりたいものでした。
スイーツの種類も、少なければビュッフェの意味はないと思っているので、そのあたりの確認もしっかりしました。
取りに行く順番で、遅い人にはケーキが残っていない、などということもないようにしてもらいました。
自分でお菓子作りをすることも好きなので、ゲストのお見送りのプチギフトは自分で作ったクッキーの詰め合わせを用意しました。
ラッピングもして用意していたクッキーの詰め合わせですが、披露宴後にカゴに入っているものを手渡されると、ほとんどが割れてしまっていました。
「割れてしまってすみません」と謝りながら渡すことになってしまいました。
手作り、ということもあってか、割れていることを気にする人はあまりいなかったのでホッとしました。
披露宴で新郎が歌う演出に新婦が困惑
残念といえば、披露宴中にもありました。
主人が、私のために歌を歌ってくれました。
盛り上がり、感動もあり、の場面だと思うのですが、私は違う意味で泣きそうになりました。
最初は私の隣で歌い始めた主人ですが、気分がよくなりテンションもあがってしまったのか、会場中を歩き回り、アイドル並にゲストと握手を交わしはじめました。
新婦側はというと、シーン・・・と冷めている、という状態でした。
私は一人ポツンと取り残されてしまいました。
友人たちは心配そうに私に視線を送ってくれましたが、それでも、いつ主人が戻ってくるかわからない中、席を立つに立てないといった感じ。
私も、友人たちのテーブルまで勝手に出歩くわけにも行かず、その場から動けず。
来てくれた自分のゲストに申し訳ないのと、一人取り残された惨めさ、寂しさ、と、色々な感情が沸き起こりましたが、それでも、この場では笑顔で喜んでいる姿を見せないと、と必死でした。
誰のため、なんのために歌っているのか、疑問でしかない時間でした。
披露宴の演出は新郎新婦両家で楽しめるものを!
しかし、新婦である義姉の顔は明らかに引きつっていました。
新郎新婦それぞれの価値観や好みが違うことは当たり前だと思うのですが、片方だけが楽しんだり、どちらかが嫌な思いをするようなことは絶対にさけてもらいたいと思います。
2人寄り添って常に隣にいてほしい。
これから披露宴を挙げる人たちに、強く願います。
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披露宴の会場にあったスペースを有効活用!
私達が結婚披露宴を上げた会場には、中央に正方形のソファーで囲まれたスペースがありました。
せっかくであれば「そのスペースを有意義に使いたい」と思いました。
ケーキカットの時には、そのスペースまで移動しました。
四方を囲まれてのケーキカットは、ゲストとの距離も近くて嬉しかったです。
披露宴後には「斬新な発想だった」という感想ももらいました。
「会場の特徴を活かすことができたのではないか」と感じています。
ソファー席を作ってそこでの写真撮影やフリータイムの設定など、友人たちには好評でした。
しかし、ゲストに毎回その場まで来てもらうことになります。
式場内のすぐ近い距離とはいえ、食事をしたり、お話をしたり楽しんでいるゲストに移動してもらうことが多かったのではないか、と後々反省しました。
ゲストのことを考えていないわけではありませんでしたが「ゲストにもう少しゆっくり座っていてもらうこともできたのではないか」と、終わってから思いました。
私達の結婚披露宴で皆が口をそろえて言ってくれたことは「私が常に笑顔だった」ということです。
確かにずっと笑っていました。
準備の段階では披露宴会場のことや内容に色々な工夫を凝らしたり、ゲストに楽しんでもらうために考えたり、大変な部分もありました。
実は、ストレスで結婚披露宴1週間前に、右耳が聞こえなくなってしまったのです。
披露宴のときも左耳しか聞えない状態だったので、介添さんには左側から声をかけてもらえるようにお願いをしていた程です。
一番大切なのは「新郎新婦の幸せそうな姿なのではないか」と思っていたからです。
それは、今も同じです。
色々と試行錯誤をして、皆それぞれ素敵な披露宴を挙げますが、何よりも素敵なのは、新郎新婦の幸せな姿、笑顔だと思います。
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