結婚式の披露宴で獅子舞が意外と楽しい!
私たちの住む土地で盛んなのが、獅子舞。
毎年全国規模でのイベントも開かれるほど、各地区ごとに様々な獅子舞があって、地区のお祭りでは必ず登場する花形です。
お組合の方々は、獅子舞で新郎新婦を先導してくださいました。
獅子舞の周りにはひょっとこやおかめに扮された方も練り歩いていて、とても賑やかで楽しい演出だったと思います。
洋装で会場の中も洋風のしつらえだったので最初は「え!ミスマッチ!」と思ったのですが、でもこのご当地ならではで楽しいし、考えたら獅子舞ってものすごく縁起がいいものだから最高の演出!と気付きました。
土地によって、縁起のいいものや精霊扱いされている存在は違うでしょう。
そういった存在がほいっと出てきてくれたら「お!縁起がいい!!」と思ってもらえるし、みんなが耳なじみのあるお祭りの音楽が聞こえて、盛り上がるのではないでしょうか。
だから、ご当地演出というものが披露宴会場などのオプションにあってもいいと思います。
ただ、会場やほかの演出とのバランスはあると思うので、例えば音楽がちょっとヒップホップ風にアレンジされたものがあってもいいのではないでしょうか。
その辺は自由にテイストを選べるよう、何種類かコースが用意されている、またはオプションでアレンジができる形になっているといいと思います。
また、参列者にも、お色直しが終わった新郎新婦を迎える前に、うちわや鳴り物を配るなどして参加してもらえば会場が一体になるかもしれません。
正直、眠くなってきちゃったという方にも、また気持ちをリフレッシュしてもらえるんじゃないかと思います。
披露宴のお菓子の演出から派生していろいろ考案!
もう1つ素晴らしかったのが、獅子舞の周りを歩いているひょっとこやおかめがお菓子を配ってくれるのです。
私にはウイスキーボンボンでした。
正直、お菓子のセレクトは渋すぎ~と思いましたが、何かをもらえるというのはやはり気分がいいものですね。
特に、お色直しなんて、もうこれ以上つき合わされなくてもいいから、ここから先の時間はなしにしてくれないかな?という心境でいました。
それを「楽しい!いいじゃん!」に変えてくれたのは大きかったなと。
すぐに飽きてしまう小さな子どもや、口にはできないものの長時間かしこまっているのはつらい大人にとっても楽しい演出の原型になるんじゃないかと思います。
例えば、配るものを変えるのはすぐにできるアレンジじゃないかと思います。
結婚式の定番ですがカラフルなドラジェ(砂糖衣がけのアーモンド)や、アイシングクッキーだったら新郎新婦の個性も出しやすいだろうし、年配の方にとってはちょっと珍しくて若年層の方にはSNS映えする素敵なプレゼントになると思うのでいいかなと。
あと、お菓子以外でもいいかなという気がします。
例えばプレゼントの抽選券をその時点で配っておいて、キャンドルサービスが終わったら大抽選会をするとか。
ビンゴに代わるゲームとして楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
参列者全員、あるいは1家庭に1枚は配らなくてはいけないのでそこがちょっと大変だとは思いますが、自分に何か当たるかもしれないというわくわく感を感じてもらうにはとてもいいんじゃないかと思います。
抽選券でなくても、例えば色違いのキーホルダーを配って、赤の人はこのエリアに移動、緑の人はこのエリアに移動というように動いてもらって、団体戦のゲームをするのも面白いのではないでしょうか。
ゲームの中身を新郎新婦の小さいころにまつわるクイズなどにすれば、偶発性だけでなく、どれだけ新郎新婦のことを知っているかを改めて見直すきっかけにもなるし、頭も使えて面白いと思えます。
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披露宴の演出はゲスト参加型で飽きさせない!
新郎新婦の友人などが芸を披露するステージは近かったのですが、近すぎた上に端っこの席だったために、横から見ているような感じで「なんだか見づらいし飽きちゃうんだよね」という感じでした。
だからこそ、出し物に巻き込んでもらえた感じのする、獅子舞の演出に感動したのだ思います。
誰にやってもらうか?それこそ、友人や親せきやお組合の方にやってもらうのか?披露宴会場や披露宴会場が契約するパフォーマーさんにやってもらうのか?という課題は残るし、それこそ新郎新婦によってやってもらいたい人も変わると思います。
でも、こうやってにぎにぎしく、しかも地方色も出しながら参列者を全員巻き込める時間が少しでもあれば、誰かが取り残される結婚式は少なくなるんじゃないかと思います。
そうなればよりおめでたい雰囲気も増すでしょうし、新郎新婦はもちろん、参列した人全てにとってもいい思い出となる結婚式ができるんじゃないかと考えます。
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