プロポーズの前兆を感じると、わくわくしてしまうものですよね。
誕生日に思い出の場所へ誘われ、もしかしてと期待して出かけた女性のプロポーズ体験談を紹介します。
2年の交際を経て、彼からのプロポーズを受けた彼女。
想い出の地でプロポーズはあったのか、どんなサプライズがあったのか。
そして、彼はどんな思いでプロポーズしてくれたのかなどを赤裸々に語ってくれました。
プロポーズの前兆にわくわく
プロポーズをされた当日、付き合い始めの頃に一緒に行ったことがある遊園地へ行きました。
その日は私の誕生日で、付き合って2年経ち結婚の話も出ていました。
彼氏はプロポーズをしたりサプライズをするタイプではなかったのですが、このタイミングで思い出の遊園地へ行くなんて、もしかしてと少なからず期待をしていました。
遊園地へ行った時期は、初めて2人で行った時期と同じで、私たちはその期間限定で夜に行っているショーを見てとても感動をしました。
恋愛関係のお話でしたし、ロマンチックなストーリーで、しかも見た目もとても素敵で綺麗で、初めて見た日はそのショーの話題で盛り上がりました。
プロポーズをされた日も、同じショーを夜にやることが分かっていたので、出かける時も「ショーが楽しみだね」と話していました。
これだけ条件がそろっていれば、やはりプロポーズの期待をしてしまい、いつもよりも念入りにオシャレをしてわくわくしながら出かけました。
そして遊園地ではとても楽しく過ごして、ショーも初めて見た時と同じくとても素敵で「また一緒に見れたことが嬉しかったね」と話しながら帰宅しました。
しかし、私はてっきり遊園地内でプロポーズをされるものと思っていたので、「あれ、もしかして違ったのかな」と少し残念な気持ちもありました。
それでもその日は「残念ではあるけど、とても楽しかったので、まあ仕方がないかな」と大人しく帰宅しました。
プロポーズのサプライズはこれだった
夜も遅かったですが、次の日も休みだったので、「いいよー、私にもコーヒー淹れてー」と返事をしました。
しばらくして彼氏が「コーヒー入ったし一緒に飲もう」と誘ってくれたので、リビングへ行きました。
そしたらなんと、小さなホールのケーキが置いてあったのです。
サイズは小さいものでしたが、チョコレートのコーティングに綺麗なの飾りがついていて、キラキラと輝いたとても素敵なケーキでした。
そして彼氏が「誕生日おめでとう。お金もないしこんなことしかできないけど」と、私の大好きな種類の小さな花束を手渡してくれました。
そして「本当は指輪を用意すべきなんだと思うけど、こんなことしかしてやれなくてごめん。でも一生懸命働いて苦労をさせないように頑張る。お金を貯めて指輪も必ずいつか買ってあげたい。今はこれしかできないけど、結婚してくれますか」と言ってくれました。
彼氏としては、1日デートをして楽しい時間を2人で過ごし、ダイヤの指輪は買えないけど、せめて綺麗な見た目の私の好きなケーキを買い、私の好きな花束を用意する、というのがサプライズのプロポーズだったんです。
誕生日の前日は私は仕事で、彼氏もいつも通り仕事に出かけたのですが、実は有給を取ってケーキや花束の準備をしてくれていた、とのことでした。
仕事が忙しい彼が、私のためにこんなに頑張ってくれて、普段は愛情表現を言葉でも態度でもあまりしないのに、私の好きなケーキや花束を準備してくれて、しかもダイヤを買えないからせめて綺麗なケーキをと考えてくれたこと、本当に嬉しかったです。
自然に涙があふれて、「ありがとう。幸せです。」と返事をしました。
サプライズに指輪なしだったけど
後から色々と聞き出したら(恥ずかしがってなかなか教えてくれませんでしたが)ケーキはネットで評判の良いケーキ屋さんを何個か調べて、1番イメージに合うものを自分の目で見るために、1ヶ月前から仕事帰りに下見に行ってくれていたとのことでした。
そして、1番イメージに合うケーキを作ってくれそうなケーキ屋さんで、自分のイメージを伝えてオーダーしてくれたそうです。
彼氏は婚約指輪が買えなかったこと、ケーキや花束で良いのかどうかすごく迷ったそうです。
そんな状態なのにプロポーズをすることが、本当に良いことなのか、私を喜ばせてあげられるのか悩んで友人に相談もした。
でも、私と結婚したい気持ちはすごくあったし、誕生日に思い出の遊園地に行くことは前から決まっていたので、その日にどうしても結婚の気持ちを伝えたくて、指輪は買えないけど、私が喜ぶものを考えて考えて、この日までの準備をしてくれていました。
婚約指輪がないことをがっかりする女性もいると思いますが、私は彼氏とのペアリングだけで充分ですし、何より彼氏が私のためにたくさん考えて、時間をかけて一生懸命準備をしてくれたことが伝わったので、すごく幸せな気持ちになりました。
ケーキの装飾をダイヤに見立てるなんて、本当に可愛いですし、ロマンチックだな、とも思いました。
誕生日の日は、「もしかしてプロポーズをしてくれるかも」とは思っていましたが、まさか家に帰って、こんなに準備をしてくれていたなんて思っていなかったので本当に驚きました。
- 前日に仕事を休んでいたこと
- 1ヶ月前からケーキ屋さんをリサーチしてくれていたこと
- 私の好きな花束を密かにネットで注文してくれていたこと
本当に気付きませんでした。
同棲していて、休みもほとんど一緒に過ごしていたので、気づかれないように準備をするのは本当に大変だったと思います。
それを一生懸命してくれた彼氏の気持ちが、なによりも嬉しいプレゼントです。
そして、花束には小さなメモが挟まっていて、そのメモには「今度の休みに結婚指輪を見に行きませんか」と買いてありました。
そのメモは私の好きなキャラクターのメモで、しかもそのキャラクターがウエディングドレスを着ているデザインのものでした。
こんなに小さなところまで頑張ってくれたんだな、たくさん考えてくれたんだな、とそれもとても嬉しいポイントでした。
彼氏はとても恥ずかしそうにしていましたが、サプライズをする方は、「失敗するんじゃないか」「喜んでくれないんじゃないか」と不安だったと思います。
サプライズを受けた側からすると、私のために色々と考えて頑張ってくれたことが何よりも嬉しく、婚約指輪の有無などまったく関係なく、本当に心に残るプロポーズをなりました。
まとめ
プロポーズの前兆を感じると、わくわくしながら待ってしまいますよね。
想いでの遊園地で、どんなサプライズが待っているのかと期待したら何もない。
はずれたか、と思った時に別の角度からのサプライズ。
どんな思いで準備してくれたのかと考えると、ありがたいやらうれしいやら、色んな気持ちが入り混じります。
しかも、結婚指輪を買いに行くお誘いまで仕込まれいたというのだから、感動しますよね。
高価な物を貰っても気持ちがないとありがたみも半減します。
物より気持ちを大事にした温かいプロポーズでした。
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