プロポーズでサプライズ 計画は万全!でも不安要素も、、、
当時は東京都墨田区に住んでおり、スカイツリーが近かったためスカイツリーの展望台でプロポーズをしようと決めていました。
展望台でプロポーズを実行するわけですから、夜景をバックにロマンチックに指輪を渡そうと計画しておりましたが、問題が一つありました。
スカイツリーの展望台は入場予約ができないため、整列順となります。
クリスマスともなると倍率がものすごく高く、入場規制をされたら計画が水の泡となってしまいます。
そのため、混雑覚悟で日が落ちる前17:00頃から並ぶように計画を立てました。
しかし、当時はすでに同棲しており、年頃の若者がクリスマスに夜まで何もしないわけにもいかず。
午前中からデートをすることになりました。
私たちは大の温泉好きで、水着なら混浴スペースもある「大江戸温泉 浦安万華鏡」に行き、夕方までの時間をつぶすことになりました。
浦安万華鏡は温泉スペースだけでなく飲食スペースや漫画本が自由に読めるスペースがあり、大変くつろぎやすく、時間の流れがゆっくり感じる快適な場所でした。
彼女も大満足。
「あとはフィナーレのプロポーズで幕を閉じるだけだなっと意気込み」15:30頃に浦安万華鏡を後にしました。
プロポーズのサプライズが失敗に、、、
しかし、これが大きな選択ミスだったのです。
浦安駅からとうきょうスカイツリー駅までは乗り換え込みで50分程度はかかります。
その日はクリスマス、さすがに人も多く電車は混雑しており、地方から上京したばかりの私たちからすると不慣れでストレスを感じてしまいました。
その状況に耐えきれなかったのか彼女から、
彼女「温泉入ってくつろげたのに、ここからスカイツリー行くともっと人混みになって疲れちゃうよね。だから今日はチーズとワインとケーキを買って家でゆっくりしない?」
思いもしなった提案。
この不意打ちに焦りを隠しきれず、
私「いやっ、でもさ、こんな機会滅多にないしせっかくだから行こうよ!人混みはすごいと思うけどきっと楽しいはずだからさ!」
彼女「でもさ、またお風呂入るのももったいないし、あたしはチーズが食べたい!」
私「チーズはいつでも食べれるじゃん?なんならスカイツリーから降りてソラマチで買って帰れば食べれるじゃないか。」
彼女「ソラマチで売ってるの良いチーズだから高いじゃん。さけるチーズとかでいいんだよ。あたしは。」
私「(それこそいつでも食えるじゃんか!)うん、そうだよね。安いのが一番だけどさ。・・・クリスマスに登るスカイツリー!クリスマスに食べるさけるチーズ!天秤にかけて、さぁ、どっちがいい??」彼女「チーズ(即答)」
私「(ダメだ、もうチーズしか頭にない。スカイツリーはあきらめるか。)」
と、思わぬ形で私のスカイツリーでのプロポーズ大作戦が水の泡となりました。
プロポーズのサプライズがばれただけではなく、、、
それでも諦めません。
なんとかプランを考えながら、チーズとワインとケーキを購入し帰宅しました。
私があみ出した苦肉の策はスカイツリーの見えるベランダでプロポーズすることでした。
スカイツリーは緑と赤のクリスマスカラーにライトアップされていたため、わざとらしく彼女をベランダに誘導しプロポーズしました。
私「シンプルですが、僕と結婚してください。」
彼女「・・・喜んで!!!」
「計画は崩れたが本人が嬉しそうなので良しとしよう」と思っていたその時でした。
彼女「ってか、本当はスカイツリーの上でプロポ―ズしたかったんでしょ?」
私「えっ!?なんで知ってんの!?」
彼女「行くのやめたときに珍しく必死に食い下がってきたし、昨日バッグに指輪の箱らしき物を入れるの見えてたし、隠すの下手すぎだよ(笑)。それに、あたしはそういう公衆の面前でプロポーズとか告白されるのよりも、家とかくつろげるところでプロポーズしてくれる方が嬉しいしさ!」
私は、彼女に計画を見透かされ、挙句の果てには彼女本人の理想のプロポーズとなるように仕向けられていました。
完全に手のひらの上で転がされていたことに恥ずかしさを覚えながらも、これはこれで一つの成功例かなと思っています。
ちなみに、サプライズでプロポーズをする上で一番苦労するのは、相手の指輪のサイズ決めです
元から指のサイズを知っていたり、普段から指輪をしている人なら、その指輪をお店に持っていけば何も問題ないのですが、普段あまりアクセサリーを身に付けない方ですとサイズを把握するのに苦労されると思います。
そこで、私が実践した方法をご紹介します。
私は友人に協力してもらう方法を試してみました。
友人「今の彼女に指輪買ってあげたいんだけどサイズがわかんなくてさー。参考までに大体何号くらいか教えてよ。」
彼女「あたし普段アクセサリーとか付けないから、自分の指のサイズとかわかんないんだよね。」
私「(一筋縄じゃいかない女だぜ、まったく。)」
計画は失敗しました。
このように、案外自分の指のサイズを知らない女性は多いようで、限りなく有効な手段だとは思いますが確実な方法じゃないため注意が必要です。
友人「いや、いずれ結婚するんだからお互いに指のサイズくらい把握しておいた方がいいよ。ストローの袋で大体の大きさ測ってみようぜ」
私「(ナイス友人!)」
友人の機転でストローの紙袋で指のサイズを測定。
ストローの袋が指を一周するところで切断して指のサイズを測りました。
帰り際、その袋をこっそりポケットにしまい、後日、ジュエリーショップへ持参しました。
店員さんは優しく対応してくれ、スムーズに指輪を買うことができました。
ちなみに、指輪購入から一定期間内であれば無料でサイズ変更してくれるお店もあるようなので、サイズ変更可能な期間内にプロポーズし、サイズが違ったら一緒にジュエリーショップへ行くのも良いかもしれません。
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