挙式した当日に婚姻届を提出することはよくありますよね。
そして、挙式の次の日には海外へ新婚旅行という方も多いのではないでしょうか?
その場合は名字がかわる側のパスポートって旧姓のままになるけど、それっていいの?
戸籍とパスポートの名前が違っちゃうけど問題ないの?
やっぱり新姓でいかないと駄目なの?
海外旅行にいくなら保険をかけて行くのが理想的ですが、
旧姓の場合はどうなるの?
そんなお悩みにお答えします!
入籍後すぐの新婚旅行はパスポートってどうする?
海外旅行にいくにはパスポートが必要ですよね。
挙式と入籍を同時にして、次の日などに旅行に出発する場合は事前にパスポートを取得しておく必要があります。
事前に取得する必要がある場合、取得する段階では入籍していないので旧姓でしか取得する事ができません。
まずは、必要書類と取得までの期間を確認してみましょう。
新婚旅行の為のパスポートを取るためには?
- 申請書
- 写真
- 戸籍謄本か戸籍抄本
- 本人姓確認書類
この四点が必要です、
申請は代理の方がする事も可能ですが、受け取りは本人でなければ出来ません
提出から受け取りまでは最短で1週間〜10程度
最長だと3週間程度かかる場合もあります。
新婚旅行のパスポートは旧姓でもいいの?
挙式当日に入籍する場合、取得しているパスポートは旧姓のままなので、旧姓のパスポートで旅行するしかありません。
旧姓のパスポートのまま旅行する事はできない事はありません。
登録事項に変更があった場合は遅滞なく届け出る必要があるので、新婚旅行から帰ってきたら、直に氏名変更の手続きをするようにします。
旧姓のままのパスポートで旅行する場合、旅行の申し込みも旧姓で行うのは当然ですが、それ以外に大事なポイントがあります。
旅券の名前とクレジットカードの名前をパスポートと同じ名前に揃えでおく必要があります。
クレジットカードを使う予定がないのであれば問題ありませんが、クレジットカードで決済する場合、パスポートと同じ名前でなければ決済できません。
旅券もパスポートと一文字違っても搭乗する事ができません。
旅券、パスポート、クレジットカードの名前が揃っていることで旅行は可能ですが、なにか問題があった場合、戸籍とパスポートの名前が違う事で、本人と確認できないという可能性があったりなど不都合が起きる可能性もあります。
できれば挙式当日婚姻届を出すのではなく、旅行から帰ってきてから提出する方がおすすめです。
婚姻届を出してすぐにパスポートの名前を旧姓のままで旅行する場合は婚姻の記載がある謄本も一緒にもっていくと安心です。
新婚旅行のパスポートを新姓にする事はできるの?
パスポートの申請に時間がかかる事や、婚姻届を出してから名前が変わった事の変更が確認できるまでに時間がかかるということから、旅行の一ヶ月程度前からパスポートは申請しておかなければ旅行には間に合いません。
海外であれば、行く場所によってはかなり前から予約しておく必要があったりします。
その為、挙式日に入籍して次の日などに旅行に出発するスケジュールを組んでいる場合は、新姓のパスポートで旅行する事は出来ません。
新姓で旅行を希望する場合は、旅行会社などにいつまでパスポートが準備できれば新姓で旅行できるのかを確認して、パスポートを申請する前に入籍をすませるのがいいでしょう。
旅行会社への申し込みは旧姓で申し込んでおいて、名字が変わった時点で新姓に変更する事なども可能ですが、変更手続きに不備があったり、間に合わなかったりすると、「こっちは新姓」「こっちは旧姓」と統一されないという事が起こる危険性もあります。
そうなると最悪の場合、旅行できないという可能性もでてきます。
間違いを防ぐために、婚姻の手続きが済んでから申し込むとか、名前に間違いがないかのチェックは怠らない様にしましょう。
新婚旅行のパスポートが旧姓だと保険はどうなるの?
海外旅行にいく場合などは特にキチンと保険をかけて行く事をおすすめします。
「若いから大丈夫!」と思うかもしれませんが、慣れない土地に行くと体調に変化が起こったり、食べ物にあたったりなど具合が悪くなってしまい、病院にいくことになってしまったというケースも少なくありません。
アメリカなどの場合、初診料だけでも3万から4万かかるのが一般的です。
日本の保険も適用される(一旦全額支払ってから後で申請が必要)場合もありますが、入院などしてしまうと金額が高くなり支払うのが大変です。
しっかりと保険をかけてからいくのがおすすめです。
保険会社も沢山ありますが、旅行代理店を通して申し込みもできますし、インターネットでの申し込みなども可能ですので調べてみましょう。
本題に戻しますが、
旧姓で保険を申し込んで旅行に行った場合の保険会社の対応はどのようになっているかというと、保険会社によってさまざまですが、パスポートやクレジットカードの名前と同じ名前で申し込んでくださいという所が多いようです。
保険証を確実に受け取れる名前で申し込みをして、旧姓での申し込みの場合、「保険を使う前に連絡を貰えれば大丈夫」という所もあります。
インターネットでの申し込みの場合は「クレジットカードと同じ名前で申し込みをしてください」という所が殆どです。
万が一の場合は「事前連絡してください」という所と、「サービスが受けられない場合があります」という所などがあります。
スムーズに対応してもらう為には確認が出来易い名前で申し込みをするといいので、保険会社に確認して申し込むようにしてみましょう。
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まとめ
新婚旅行には挙式後すぐ行くパターンと落ち着いてから行くパターンの二種類があります。
挙式後すぐに海外へ新婚旅行にいかれる場合は旧姓で行く方法と新姓にして行く方法に分かれます。
基本的には戸籍通りの名前で行くのが望ましいですが、無理な場合はクレジットや保険は新姓、パスポートは旧姓のままなど名義がばらばらにならないようにするといいです。
パスポートの名前の変更には事前の手配が必要ですので、パスポートの取得時期を適切に見極めるようにしてみましょう。
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