友人の結婚式の日取りが決まり(結婚することは事前に聞いていました)、すぐに友人スピーチをお願いしたいと友人から直接頼まれました。
その時にお相手の方も一緒に食事をさせていただき(食事代は友人のおごりでした)、二人から、ぜひスピーチをしてほしいと頼まれました。
結婚式当日の一年くらい前だったと思います。
披露宴での友人代表スピーチを快諾したもののプレッシャーが!
友人は、大学時代に知り合った親友でしたので、こちらこそスピーチをさせてほしいと、その場ですぐに了承しました。スピーチを頼まれたときは、式までまだ一年近くあったので、まだまだ先だと思い式が近づいてから考えようとその時はまだあまり深くは考えていませんでした。
それから、結婚式が近づき、友人から結婚式の招待状が送られてきました。招待状の中に、「結婚式当日、友人代表のスピーチをお願いします。」とメモが入っていました。
まだまだ先だと思っていたのに、もうそんな時期かと、そろそろスピーチの内容を考えなければと少し焦りました。
私はもともとあがり症で、人前で話すのはあまり得意ではありません。
大好きな友人の結婚式ということで、喜んでスピーチを引き受けましたが、人前で話すのは苦手なので、しっかりと話す内容をまとめなければと、すこしプレッシャーでした。
スピーチの内容は、結婚雑誌を本屋で立ち読みしてみたり、ネットで検索したりして、標準的なあいさつなどをいれながらも、具体的なエピソードなどもいれたかったので、いろいろ内容を試行錯誤しました。
結婚式での友人代表のスピーチの構成に試行錯誤!
大学時代に知り合ったので、友人との出会いをまず話させてもらいました。
笑顔が素敵で第一心象がとてもよかったこと、つきあってみたら、とてもしっかりしていて頼りになる人だと感じたことなどを話させてもらいました。
また、大学時代に二人で旅行したこと、たくさん飲み入ったエピソードなども話しました。
卒業前に二人とも、国家試験を受けたので、勉強はとても大変だったけど、お互い励ましあいながらがんばり、友人がいたからこそ乗り越えることができたことも話しました。
友人の家族はもちろん、相手のご家族も、スピーチを聞いて友人のいいところをたくさん知ってほしいと思い、内容を考えました。スピーチを聞いて、この人と結婚してよかった、この人で間違いないと思ってくれるような内容ではなしたいなと思い考えました。
(明るい話を中心に、異性の話などはいれないようにしました)
スピーチの内容は結局何度も書き直したりして、結婚式の一週間ほど前に完成しました。
心配性の私は、スピーチを書き終えてからは、スピーチを読むときに失敗しないよう何度も読む練習をして当日を迎えました。
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結婚式の友人代表のスピーチ 原稿を暗記する程練習して行ったものの、、、
当日は、すごく緊張してしまい、正直自分のスピーチがおわるまでは、すごくそわそわしてしまい、友人の上司のあいさつなどはほとんど頭に入ってきませんでした。緊張で食事もあまり喉を通らず、お酒も一杯ものまず、スピーチに臨みました。
スピーチは、始まってしまえばあっという間で、とくに詰まることもなくすらすら読み、あっという間に終わりました。スピーチを終えてみての感想としては、そんなに緊張しなくてもよかったなという感じです。
自分が想像していたより、はるかにスピーチの時間はみんな騒がしくてあまり、スピーチを聞いていないんだなと思ったからです。
上司の挨拶くらいまでは、みんな結構しずかで、緊張した雰囲気があったのですが、乾杯が終わってからはお酒も入るせいか、みんなそれぞれのテーブルでも話が盛り上がり、にぎやかな雰囲気になっていました。
だから正直、私のスピーチも、聞いているのは、新郎新婦とごく一部のお客さんという印象でした。
人数の多い結婚式で(300人くらい)、ご家族の席も、新郎新婦の席から結構離れていたので、ご家族も私のスピーチはあまり聞こえていなかったんじゃないかなと思います。
私は、友人だけでなく、ご家族やほかのお客さんも意識した内容でスピーチを考えていましたが、友人スピーチというのは、友人にあてたメッセージに絞ってもいいなと今回の経験を通して感じました。
また、どうせそんなにみんな聞いていないので、必要以上に緊張する必要もないなと感じました。
それから、これはあとで結婚式のDVDを見直して自分のスピーチを聞いてみて感じたのですが、あまりスピーチの練習をするのもよくないなと思いました。
私は、結婚式の一週間前から気合を入れて、読む練習をしてしまったために、ほとんど内容を暗記して当日臨みました。
すると、本番はすごくスラスラと読んでしまい、聞いていてあまり感動しない読み方になっていました。
人前で話すのが得意な人は、その場で考えながら話してもいいくらいだと思いました。
私みたいに、話すのが苦手な人はもちろん事前に内容を用意して紙を読んでいいと思うのですが別に読む練習はせずに、その場で思いを込めて、エピソード当時を思い出しながら読むくらいの余裕があればいいのかなと思いました。
私は緊張して、お酒も全く飲まずにスピーチに臨みましたが、そんなに難しく考えず、少しお酒も飲んでほろ酔いで読むくらいのテンションでもよかったかなと後になって思いました。
最後に友人からのお礼ですが、式の合間に友人のお母さまから、謝礼として5000円いただきました。
また式の後日に友人から感謝の手紙もいただきました。
最近はメールでのやり取りが多いので、久しぶりに直筆の手紙をもらってすごく感動しました。
また、そこには旦那様からのメッセージも添えてあり、それにも感動しました。
その手紙を読んだだけでも、きっと素敵な夫婦になるんだろうなと感じました。
だから、謝礼はもちろんですが、直接お礼の言葉であったり、手紙で感謝を伝えるのはとても大事なんだなと今回改めて感じました。
スピーチはすごく緊張したし内容を考えるのは大変でしたが、大好きな友人のためにお役に立てたことが本当に良かったと、感謝の手紙をもらって思いました。
スピーチで友人を感動させようと思っていたのに、感謝の手紙で逆に私のほうが感動して号泣してしまいました。
このように反省点も多かった友人代表のスピーチでしたが、スピーチの内容はきれいな(結婚式用の)便せんに書き、封筒にいれて、友人にプレゼントしたので、それは一番友人に喜ばれました。
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