20代前半の頃、初めて出席した友人の結婚式で、友人代表のスピーチを担当しました。
結婚式に出席することさえ初めてだったため、参考にするようなものがなく、ネットや本などで基本的なことを調べて挑みました。
友人からは、結婚式の2週間ほど前に頼まれました
人前で1人で話すことが得意ではなかったんですが、親友の結婚式だったので、快諾しました。
結婚式の友人代表スピーチは手紙形式で!
スピーチは映像を使ったりすることはなく、ただひたすら友人に宛てた手紙を読むスタイルにしました。
文章は事前に考えて、手紙に書き、それを持ったまま読み上げました。
話始めに、両家に対してお祝いの言葉、新郎新婦に対してのお祝いの言葉は丁寧な口調で失礼のないように、またその部分は紙を見ながら読むのではなく、暗記して話しました。
「本日は、このような素晴らしい席に招待していただき誠にありがとうございます。並びにご両家、ご親族の皆様にもお祝い申し上げます。」
そこから、友人への手紙の内容に入るんですが、呼び方をいつも呼んでる呼び方で呼ばせてもらいますという一言を入れて、いつも通りの呼び方で手紙を読みました。
「今日はいつもどおり○○子と呼ばせていただきます」
あだ名や、呼び捨てでいきなり呼ぶのも失礼になると、本に書いてありました。
文章構成としては、新婦との出会いから始まり、どんな風にこれまで一緒に過ごしてきたか、自分にとって、どんな存在であったか、その後、新郎と出会ってからの新婦の様子、最後に締めの言葉という流れでした。
最後の言葉も丁寧な口調で話します。
こちらも紙を見ずに読み上げるほうが良いとされています。
「これからの2人の幸せを心から願ってお祝いの言葉と変えさせていただきます」
新婦との出会いからその途中の経緯を話すときは、できるだけ褒めた内容が良いとされていますが、ほんの少しだけ笑いになる程度のマイナスポイントも話すと場の空気もちょっと笑いが起こったりして良いと思います。
あとは、普段絶対言わなかった、新婦に対しての感謝の気持ちを話して噛んだあとさせること、そして涙させることもポイントです。
そこで、シャッターチャンス、ムービーのエンドロールで使ってもらえるチャンスにもなります。
結婚式の友人代表スピーチは出会いや良縁であることを多く語る!
次に新郎との出会いや、当時のエピソードに関しては、絶対に悪いことを知っていたとしても話さないようにします。
両家の親戚一同が聞いているので、良い彼と出会い、良い人を見つけた、良い人と結婚したという言葉をとにかく多く話すようにします。
そして、これからは、彼がいるから、どんなときも、どんなことがあっても、安心です、という一言で締めます。
スピーチが終わるまでは、お酒もあまり飲めないし、緊張して食事も通らないですが、割と序盤でまわってくることが多いので、少しの辛抱であとは、式を楽しめます。
また、友人代表の挨拶ですが、慣れてなかったということもあって私はすごい緊張したんですが、意外とみんな聞いてないので、リラックスして挑めば大丈夫だなと思いました。
特に、新婦側の友人のスピーチは、真面目な内容のことが多く、身内ネタも多いこともあるので、他の人が聞いてもあんまり分からず、始めは真剣に聞いていても途中から聞いてないことが多いです。
実際に自分も同じ経験がありますし、新婦側が話してるときは、新郎側の友人たちは聞いてなかったりと…悲しい現実ですが、よくあることだと思います。
初めてで緊張しすぎて、持ってきて手紙を読む前に落としてしまって、すごい恥ずかしい思いをしたんですが、その後色んな結婚式に出席するようになって分かったんですが、緊張して損したなという思いでした。
ただ、新郎側のスピーチは割と面白い内容のことをぶち込んでくることが多く、聞いてる人も多い気がします。
また周りの友人たちも、スピーチを盛り上げてくれることもあると思います。
大きめの声で相づちをしてくれたり…などです。
スピーチのシーンは絶対に、写真を撮られていますし、もちろんムービーも撮られていて、エンドロールがある場合は必ず使われます。
なので、緊張して震えてるなぁとか、猫背になってるなぁとか、色々自分の姿があとで見えてしまうので、見られても大丈夫なような姿勢で挑むことが良いです。
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結婚式の友人代表スピーチは動画を使っても効果的!
お礼に関しては、私の場合は1万円でした。
複数名で行うときは、だいたい分割された金額になります。
3人でスピーチをした場合ですと、1人3千円が相場になると思うので、新婦側からしたら、こちらの方が少し安くつくのではないでしょうか。
このときは1人で手紙を読むだけのスタイルでスピーチをしましたが、やっぱり映像や音楽があると、少し盛り上がれますし、写真で思い出を振り返ることもできるので、手間はかかりますが、そういう演出がある方が良いのではないかと、実際ほかの結婚式に出席したり、自分の式でスピーチをしてもらったときに思いました。
映像を使うと、みんなの視線も映像に向きますし、そして、映像に集中して、もっと話の内容を聞いてないということになりかねないので、このスタイルの方が緊張しなくて良いなぁと思う方にオススメだと思います。
あとは、サプライズで両親に、お祝いのメッセージをもらいに行って、それを流すというのも、かなりの驚きがあって良いと思います。
いつ、どうやって、新婦にバレないように、メッセージをもらいに行ったのかと、気になりますし、そこまでしてくれたのという感動もあります。
式に出席できなかった人のメッセージももらってきて、映像で流したりすることもオススメです。
こんなにも色んな方々から、メッセージをもらえて、ホントにみんなに愛されている人なんだなと思われて好感がもてます。
写真で思い出を振り返る映像を流すときは、どうしても、同じメンバーの写真ばかりになりがちで、見ていてつまらないと感じる人もいるかもしれないので、楽しそうな写真とともに、普段みせない表情の写真を織り交ぜて編集していくのも良い思います。
ただ、友人代表としてスピーチしてるわけなので、他の人が知らない写真や内容ばっかりになるのは当たり前なので、それをいかに楽しく、感動的にスピーチできるかがポイントになると思います。
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