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結婚式場は見学当日前に決定?妊婦差し置き母暴走!親孝行と励まされ

私は3人兄弟のいちばん上、さらに下2人は男の子で私は一人娘という環境だったため、

私の結婚式にはとにかく両親の希望と期待がたっぷりと注がれていました。

「結婚式は親孝行」とはよく言ったもので、もう私の意見はそっちのけでした。

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結婚式場を見学した当日にはすでに決定している空気感が、、、


まず口出ししてきたのは、結婚式を挙げる会場です。

地元の、母の友達が働いているという式場に前もって連絡が行っており、見学に行った時にはもう名前も、入籍予定の日にちも知られている状態でした。

もう、「ここで式を挙げます」と言うしかない雰囲気。

当時は妊娠3ヶ月だったため、たくさん式場を下見して、ブライダルフェアに行って…という元気はありませんでしたが、さすがに勝手に式場が決まっている状態はあんまりだと思いました。

旦那も、出鼻をくじかれた感じで、まだまだ結婚式準備の出だしだというのに、もう「なんでもいいよ」状態が始まっていました。

最初からこんなに嫁の親が出てきては、やる気も削がれます。

仕方ないです。

そこからは式の細かい打ち合わせが始まっていきます。

もちろん、全てにおいてうるさい両親。

「挙式は和風で白無垢がいいが、ウエディングドレスを着させてバージンロードは歩きたい」という、もはや意味不明な要望を序盤から出し、それらを叶えるために、担当プランナーさんと、とにかく知恵の絞りあいでした。

結局、挙式は和装で、披露宴のお色直しで白のウェディングドレスを着、披露宴会場にバージンロードを作る、という、今思うと無茶苦茶なプランを強行しました…。

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結婚式場では妊婦差し置き母が暴走!


ドレスや白無垢などを選ぶ際も、自然と母のスケジュールに合わせて日程が計画され、こちらの予算など丸無視して「こっちが似合う」「こっちも着てほしい」「試着だけでも!」と、私が妊婦であることを誰よりも無視して暴走する母。 

結局、私が選んだドレスや白無垢はどれも採用されませんでした。ゲストの席順や誰を呼ぶのかまで、親は出てきます。頼んでもいないのに「呼ぶ人リスト」が完成しており、私が全く知らない「父の友人」という肩書きの人だけで1テーブル埋まっていたり、「本当はここまで呼びたい」という「母の友人(希望)」までご丁寧に書いてありました。

こればかりは式場に収まる人数が限られているので、私も一生懸命「自分の友達を呼びたい」と訴えて妥協してもらいましたが、結局全体のゲストの7割は私側の人で埋まってしまい、旦那や義両親には申し訳ないような恥ずかしいような気持ちになりました。

とにかくいろんなことに口出し・要望が絶えない両親。

もちろんその都度話し合い、結局は喧嘩で終わります。

よく「旦那が非協力的で、結婚式が終わったら離婚したい」といった、旦那とのトラブル話は聞いていたのですが、「こんなに親とモメるぐらいなら結婚式なんかやりたくない」と、本当にほぼ毎日思っていました。

しかも親としては「私たちの意見のほうが経験を伴っている」という絶対的な自信があるので、絶対に折れません。

「一生に一回のことだから」と、なぜか新婦の私より親のほうがよく言っていたような気がします。

無事に結婚式が終わった時に思ったのは「これでもう親とモメなくていいのか…」という、謎の達成感と安堵感でした。

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結婚式ではこんな親孝行な式はない!と励まされ、、、


今思い返しても「やばいな」と思う私たちの結婚式ですが、親はパソコン作業は基本的にできなかったので、席次表や招待状を自作したり、卓の札や受付などの装飾品にこだわったり、音楽やDVDにこだわったりすることで、「これは私たちの結婚式なんだ」という、自尊心のようなものをギリギリ保持できたような気がします。おかげで、業者さんに頼めることもほぼ自分でやることになり手間が倍増し、キャパオーバーで心が折れそうになりました。

ですが、今思うと、少しでも「自分でやった!」と思えることがあったことは、後々になって達成感につながったので頑張ってよかったなと思います。


また担当のプランナーさんがベテランの方で、式場見学で私たちの名前が通っている時点で「出しゃばるタイプの親」ということを察してくれ、何かにつけて「こんなに親孝行な結婚式はなかなかないよ!」と励ましてくれていたことが、無事に結婚式を終えられた大きな要因だったと思います。

ドレスのプランナーさんも、ドレスを選ぶ時に試着室で2人になるたび「体調大丈夫?」と気遣ってくれたり、本当はさっさと着替えないといけないところを、こっそり試着室にお茶を持ってきてくれて「今日もたくさん着ることになりそうだから、無理せずやりましょう」と優しく寄り添ってくれたり、とにかくいい人たちに囲まれ、支えてもらったことには、感謝してもしきれません。

旦那は結局最後まで「なんでもいいよ」のスタンスでいましたが、2人とも親にイラッとした時はプランナーさんの「結婚式は親孝行」という言葉を合言葉に、親の希望も叶えてあげよう、と頑張ることができました。

余談ですが、私の結婚式から半年後、弟も結婚式を挙げることになっていました。

その時の親の「出しゃばらない具合」といったら…。

私の時はあんなにいろいろ言ったのに!と悔しいような怒りたいような複雑な気持ちになりました。

しかし彼らの式が終わり、弟も、弟の奥さんも「満足のいく結婚式ができた」と喜んでいたので、私は自分の結婚式でほぼほぼ親の希望を叶えてあげたことが、きっと弟夫婦の役にも立ったはずだ、と思うと、少しは私の我慢も報われる思いでした。

本当に大変だった結婚式でしたが、もしもう一度結婚式をするなら、やはり親の希望を無視した式はできないなと思います。

結局、私たちだけが満足し、親が端っこの席でふてくされているような式では、「やってよかった」とは思えないと思います。

おしゃれでスタイリッシュな結婚式がしたい、女の子らしくてかわいい結婚式がしたい、などいろいろな期待・希望はあると思いますが、親の希望や期待をある程度満たしてあげることも必須です。

そして、プランナーさんや経験者の友達など、身内でないからこそ助けになってくれる人が周りには絶対いると思うので、時にはそういう人たちに愚痴りながら、自分を追い込みすぎないように、準備も楽しみながらできたらいいなと思います。

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