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プロポーズされないかもと期待せずにいたら2度サプライズが

プロポーズされないかもしれない、前兆があっても違うかもしれないし、と諦め半分期待半分っていう状況で、もやもやする事も。

プロポーズは無理という状況を漂わせていた彼に、期待しつつも諦め半分で迎えた誕生日に思わぬサプライズをしてもらったというプロポーズ体験談を紹介します。

どのように誕生日を迎えたのか、どんなサプライズがあったのか。

更には、彼の気持ちはどうだったのかなど、後日談も赤裸々に語ってくれました。

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プロポーズを期待しつつ迎えた誕生日

彼が、私の誕生日に神戸旅行に連れて行ってくれ時の話です。

当日の朝はなかなか彼が起きず、私が起きてもまだ寝ていて「今日はどこも連れて行ってくれないのかな」とさみしい気持ちになりながらも、一緒に誕生日を過ごせるだけで幸せなんだ、と自分に言い聞かせていました。

誕生日前から、彼からはこんな風に言われていました。

  • 誕生日当日のプランなにも考えれてない
  • 当日はどこへ旅行に行きたいとかあるの、そんなにお金ないから遠くへは行けないけど
  • 誕生日プレゼント用意できるかわからない

こんな感じでいじってくることが多かったので、誕生日の日は期待しつつ、期待しないようにと半分イライラしながら誕生日当日を迎えていました

朝になって彼が起きてくると、「今日は神戸に行こう。ホテルは満室でビジネスホテルしかなかった。」「神戸のディナーもどのお店がいいかわからなかったから、当日見てお店を決めるか、なにかお惣菜とケーキを買って部屋で食べるのもいいよね」と言ってくれました。

ホテルは予約してくれたし、まあ神戸のケーキを一緒に食べれたらそれはそれで嬉しい、と思っていました。

メリケンパークや南京町をぶらっと観光して、ホテルに向かおうとしていました。

彼は「神戸の海を1周見てからホテルに向かおう」と言って車を走らせたのですが、メリケンパーク近くの高級ホテルの駐車場へ入っていきました。

私がびっくりしていると、「今日のホテルはここしか取れなかった」と言いながら、ホテルの中へ入りチェックインをしてくれました。

ロビーにはとても大きくてきれいなシャンデリア、高級な椅子やテーブルが並び、国内有数の高級ホテルでした。

もうその時点でサプライズだったのですが、サプライズはまだまだ続きました

夕食はどうするのだろうと思っていたら、フレンチのコースを部屋食で食べられるプランを予約してくれたみたいで、豪華なフレンチを2人きりで、周りに気を使うことなく部屋で食べることができました。

夕食の前に「お肉か魚どっちがいい」だなんて聞いておきながら、コースの中にはお肉もお魚も両方入っているコースで、お魚好きな私もお肉好きな彼も食べられるコースでした。

普段からお店では個室があれば個室を利用していたので、私たちにピッタリなプランで、その点も考えてくれていたことに驚きました。

そして、コースの最後に誕生日ケーキが運ばれてきて、プレートには誕生日メッセージがかかれていました。

ケーキに驚いていると、彼が誕生日プレゼントとして高級な腕時計をプレゼントしてくれました。

「これから一緒に同じ時間を刻んでいきたい。ベタだけど」と言って、前から欲しいと思っていた腕時計をプレゼントしてくれたんです。

自分が持っている時計と同じメーカーの時計で、「ペアウォッチじゃないけど、メーカーが同じだからペアだね」と。

それから、綺麗なピンク系のブーケもありました。

お花がそんなに好きじゃない私ですが、彼からもらったお花は特別でした。

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プロポーズのサプライズ無しに意気消沈

これでサプライズは終わったものだと思ったので、「やっぱり指輪はくれなかった」と半分落ち込みつつ、プロポーズもまだしてくれないのかな、と悲しくなっていたのが正直なところでした。

だんだんと日が沈み、綺麗になっていく神戸の夜景を少し悲しげに眺めていたら、彼が部屋の中でゴソゴソとなにかしていました。

あまり気にせずテラスで夜景を見ていたら彼が隣に来て、突然指輪が入ったケースを出して「結婚しようか。俺と結婚してください」とプロポーズしてくれました。

もうサプライズは終わった感じの雰囲気が流れていたのに、プロポーズという最大のサプライズを最後にされました。

私たちは学生の時から9年以上付き合っていて長かったので、早くプロポーズしてくれないかな、と心から待ち遠しく思っていたので本当にうれしくて、「はい」と答えて、私は号泣してしまいました。

すると、彼も涙ぐんでいました。

以前に、「お金かかるし、婚約指輪はいらないよ。腕時計とかもらえたら普段からつけられるからうれしいな」と話していたので、指輪はもらえないだろうと思い、自分が言ったことに後悔していました。

半年以上前に、突然指輪のサイズを聞いてきたことがあり、それをしっかり覚えててくれたみたいです。

指輪はいらないって言っちゃったのに、用意してくれたのは何故かと聞いてみました。

「やっぱり女の子は指輪と一緒にプロポーズされたいだろうし、自分も婚約という証として指輪をプレゼントしたかった。誕生日プレゼントとプロポーズを一緒にしちゃうのは申し訳ないと思ったから、誕生日プレゼントと指輪は別で用意したよ。」と言ってくれました。

私の事をちゃんと考えてくれていたことに感動しました。

プロポーズの後日談

後から聞いた話ですが、3か月以上も前からホテルを予約してくれていて、ホテルスタッフさんには誕生日とプロポーズも考えていることを伝えてあり、ホテル側もそれにいろいろと対応してくださっていたみたいです

彼とホテルとのメールのやり取りも残っていました。

私もあまり記憶にないくらいですが、指輪のブランドの話になったときに、ちらっと口にしたブランドの指輪を準備してくれていました。

今までネックレスを何度かプレゼントしてくれたことがあり、そのネックレスは全部同じブランドだったので、きっと指輪もここのブランドかなと思っていたら違っていました。

どうしてブランドを変えたのかと聞いたら「やっぱりプロポーズするときの指輪は特別感を出したいし、前にここのブランドがいいって言っていたのを覚えてたらからだよ」と。

私はプロポーズをなかなかしてくれない彼にやきもきしながら、「まだなの」「いつごろとか考えてるの」などと迫ってしまったこともあったので、その時の自分がとても恥ずかしいし、彼に申し訳なかったなと思いました。

それでも彼は、自分の中でこの日に絶対プロポーズすると決めていたらしく、その芯がぶれない彼の強さにもまた惚れ直しました。

神戸までの長い距離を、行きも帰りも車で運転してくれて、途中には私の大好きな抹茶で有名な京都にもよって、一緒に抹茶パフェを食べてくれたりと、旅行に出発してから帰宅するまで終始お姫様気分にしてもらえました。

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まとめ

プロポーズされないと嘆く声って意外に多いんですよね。

しかも、今は無理な素振りまでされていた彼女。

そんな中、期待半分で迎えた誕生日に、誕生日とプロポーズの2度のサプライズをしてくれた彼。

彼女の思いをちゃんと汲み取り、彼女の声に耳を傾け、細かい気配りをしてサプライズを決行。

なかなかできる事じゃないです。

惚れ直すのも無理ないですよね。

こんな素敵なサプライズをしてあげてくださいね。

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