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プロポーズを女性の私がした縁で交際し〇〇前での求婚に号泣

プロポーズを女性からするのって、結構ためらわれますよね。
出会ったばかりの男性に、軽い感じでプロポーズしたのがきっかけで、交際が始まった女性のプロポーズ体験談を紹介します。
出会ってからプロポーズまでの経緯や、交際や結婚に対する捉え方や周囲の反応。
そして、どんなシチュエーションでどんなふうにプロポーズをされたのか、赤裸々に語ってくれました。
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プロポーズは女性の私から

彼との出会いはアメリカへ仕事で行った時でした。

現地でブルーノートへジャズを聞きに行くツアーに参加したのがきっかけで彼と知り合いました。

帰国する際に、日本とは違う雰囲気にのまれたのか、仕事ばかりであまり男性に興味がなかったのに、「もし結婚するとしたら貴方のような人が理想だよ」なんて軽く口に出ました。

その際に、彼は別居中の奥さんがいることを知ったので、「次に結婚するときは私を候補に入れてね」と言って彼に冗談的にプロポーズしてしまいました。

とても驚いた様子でしたが、それから彼との交際へと発展していき、彼が正式に離婚して日本へ戻ってきてからは、割り切った関係として一緒に暮らし始めました。

彼の兄弟や親族にも公認の仲となり、彼の姉夫婦や妹夫婦、姪っ子や甥っ子達とも旅行に行ったりお互いの家に遊びに行ったりとパトーナーとして 認められていました。

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プロポーズは1番に報告したい親の墓前

彼の先祖の墓は山形県にあり、1年に1度兄弟全員でお墓参りに行くことも、行事の1つとして毎年一緒にでかけました。

私は若くして父を亡くしており、残った母の為に仕事1本の生活が長く、経済的にも結婚を考える余裕などなく、このままパートーナーとしてできる限り仲良く暮らしていこうと考えていました。

彼が2度の離婚歴があったので、彼の親族も今更紙切れ1枚のことなんてと、私と一緒になるとは思っていなかったようです。

もちろん、私も50代1歩手前まできているのに結婚歴はなく、せっせと仕事にあけくれる日々を送っていたので、なかば結婚ということを考えていないと思われていたようです。

自分でも1人の人生としては充実しているけど、女性としての人生を考えてみたら後悔が残ってしまうなとは漠然と思っていました。

それでも、こんな関係は世の中には結構あるんだと考えていましたし、仕事上名字が変更になると手続きもめんどくさくなるから、まあいいかなと感じていました。

それでも心の中には女性として寂しさはあったように思います。

何年目かのご先祖様の墓参りの時でした。

綺麗にお墓を掃除して、彼自らお経を唱え順番におまいりをして、ヤレヤレ今年も無事に墓参りが済んだなと思っていたら、突然彼が今日は特別な報告があるのでちょっと待ってくれ、と言い出しました。

そして、改めてお墓に向き直り、「彼女のことは何度も報告しているから知っていると思いますが、この度正式に結婚することにしました、これからの残りの人生をお互いに助け合ってやっていきますので、どうか今後とも見守って下さい。」と言うではありませんか。

そして私の方をむき、「いいよな」って1言言いました。

予期もしていなかった突然のサプライズなプロポーズに驚き、ただただ涙があふれてきたのを覚えています。

一緒にいた親族もびっくりしていましたが、「いいよね」とハグしてくれました。

彼曰く、どうしてもご先祖様に一番に報告したかったとのことでした。

すでに挙式の日にちも決まっていた

山形への墓参りは、大阪の姉夫婦と名古屋に住む私たちが、前日に東京に住む妹夫婦の家に泊まり、翌日新幹線で墓参りに行くのが常でした。

前夜も妹夫婦の家でワイワイガヤガヤと話をしていたのに、彼はこのプロポーズのことはおくびにもださなかったので、私と同様親族達にもサプライズでしたが本当に喜んでくれました。

帰りの新幹線の駅である米沢に向う車の中で、「今までなにも言わず耐えてきてくれてありがとう、どうしても50歳前にウェディングドレスを着せたかったので、式の日取りも決めてある」と言われ、又泣かされてしまいました

私が本当は心の中のどこかで、結婚することを押さえ付けて言葉にすることをしなかったことを彼は感じていたのかもしれませんし、お互いにある程度の年を経たのでこの先の人生をきちんとしてやろうと思ってくれたのかもしれません。

何よりもアメリカでの正式な離婚を経て、前妻がきちんと再婚をしたということも、彼のプロポーズのタイミングとしてよかったのかもしれません。

でも、常日頃結婚という言葉をお互いに出したこともありませんし、彼の戸籍謄本に3番目の妻として記載されるとは想像もしていませんでした。

と同時に、このままパートーナーとして一生続いていくんだなというどこかで諦めの気持ちが強く、結婚という言葉を口にするのが怖かったのかもしれません。

そして、「彼がアメリカで出会ったときに次に結婚するときには自分を候補に入れてくれと言ったのはお前だし、衝撃的で、それこそ俺にとってはサプライズのプロポーズだったぞ」と言われてしまいました。

そうだった、先にプロポーズしたのは私だったんだと思い出しました。

若い頃ならもっともっと素敵なサプライズのプロポーズがあると思っていますが、50代を目前にした自分にとってはこれ以上ないサプライズなプロポーズだった、と今でもあの時の感激と嬉しさは忘れることはできません。

仕事人間の名目に逃げていたのかもしれない私に、こんな素敵な出来事が待っていたなんて、女性としての人生にこんな結末があるなんて、昨日までは考えてもいなかった出来事。

しかもご先祖様のお墓まいりの日を選ぶなんて、彼のサプライズはやっぱり彼らしいと今では思えます。

ましてや日取りまで決めていたこともサプライズでした。

早速、母に報告したら絶句して泣いていました。

そして、「仕事ばかりさせて申し訳ないと思っていたので、生きている内にお前の花嫁姿を見る日が来るなんて」と大喜びでした。

日本とアメリカに離れて暮らして17年、それから一緒に暮らし始めて4年めの21年目に起きた突然の出来事のプロポーズは、私の人生の中で最大のサプライズと言っていい出来事で、女性としての人生が仕事だけの人生にクロスオーバーするなんて、本当に思ってもいませんでした。

私のように年を経てもこんなラッキーなことが舞い降りてくるという、見本のような感じがしています。

諦めない人生、諦めない結婚。

年月がたっても自分達の気持がゆるがなければ、又新しい道も広がっていく思いが強くなるプロポーズでした

口にだして言ってくれることが、思っていることよりよほど重要なコンタクト方法だとも改めて知ることができましたし、こんなサプライズなプロポーズをされて今でも本当に幸せです。

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まとめ

何気ないプロポーズを女性からしたことで交際に発展した2人。

時間の経過と共に、このまま結婚しなくてもいいかな思っていたのに、1番最初に報告したい人の前でプロポーズしてくれるというサプライズ。

そんなサプライズを家族が見守り喜んでくれる。

そして、式場まで抑えてあるという更なるサプライズまで。

年齢的にも今後結婚はないかもという気持ちだったのに、いきなりプロポーズされると嬉しさも倍増。

一生忘れられない素敵なプロポーズになりましたね。

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